僕が主にレタッチに使っている空の風景は色々なGIMPを使って加工したものを使用しています^^
一見写真素材のままだとあまり実用性の無い物に感じるものでも、加工する事によって凄くいい素材になったりする事もあります^^
とりあえず、レイヤーマスクを使った方法で簡単に少し幻想的な空の作り方を紹介します^^
①こんな感じの空の画像を読み込む
②空のレイヤーを3枚に複製⇒着色
※ワンポイント※
上の上体で、一番下に元の空のレイヤー、2番目が赤い空、一番上に緑の空とします。
着色に関しては自由でいいと思います。すべて青系の色にしてグラデーションぽく表現してもいいと思いますし、対照的な色を使ってカラフルな感じにしてもいいと思います。
③レイヤーマスクで一番上、二番目の画像を編集
まず、一番上の緑色の空の画像に「レイヤーマスクを追加」します。
そのレイヤーをグラデーションツール(黒、白)で塗りつぶしを行います。
この時、上記のように上1/3が残るような感じでグラデーションをかけて下さい。
続いて同じように2番目の赤い空の画像も「レイヤーマスクを追加」してグラデーションで塗りつぶします。
下の画像は上から2/3が残るような感じで塗りつぶして下さい。
緑色の空が1/3表示、赤い空が2/3表示、下の青い空が3/3表示されている状態なので、一番下の青い空の画像には手を加える必要はありません。
大体自分の好みのグラデーションになったら3枚の画像を統合して下さい。
④空の画像のコントラストを調整
「明るさ、コントラスト」で空の画像のコントラストを調整します。
ほどほどにやる方が良いと思われます^^
⑤空の画像に少し深みを出す
レイヤーを追加
⇒追加したレイヤーを黒で塗りつぶす
⇒円選択ツールで画像全体をのサイズで選択範囲を作って下さい。
(※この時、「境界をぼかす」にチェックを入れ、PXは一番右まで持って来て下さい。)
⇒「Delete」ボタンで下記のような形になります。
※ワンポイント※
画像のサイズが大きい場合は「境界をぼかす」をチェックしても割合が小さくなってしまうので、その後ガウシアンぼかし等を行い、境界のせんがきちんとぼかされているように作って下さい。
レイヤーのモードを「オーバーレイ」にして、不透明度を調整すると上のような感じになります。
空の作成ついてはここまでです。
あとは地面を置いてみたり・・・
何となくオブジェを配置してみたり・・・
自分の好きな風景を作ってみて下さい^^
【応用記事】