↓下記(牡蠣)注意 其の二、「ノロウィルス」 | アロマのちハーブ、ときどきオイスター。

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   Ayuさんのアロマと海賊マサルのオイスターについて綴ります。

 

 

ノロウイルスの感染経路と予防方法は?

(政府広報オンラインより)

ノロウイルス食中毒で腹痛を起こしている高齢者と子供

食中毒予防が必要なのは夏だけではありません。食中毒は1年を通して発生します。特に冬になるとノロウイルスによる食中毒が増えます。ノロウイルスは、少量でも手や指、食品などを介して口から入ると、体の中で増殖し、腹痛やおう吐、下痢などの食中毒の症状を引き起こします。予防のためのポイントは、「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「拡げない」ことです。

 
ノロウイルスによる食中毒とは?
 
どのように感染するの?
 
ノロウイルスによる食中毒を防ぐには?
 
ノロウイルスによる食中毒になった場合は?

 

 

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私自身、小学4年生の時に2枚貝からノロウィルスに感染して酷い食中毒になって入院した事があります。子供ながらに「ぼくは10歳で〇んでしまうのか…」と本気で思ったほど、激しい下痢と腹痛が続きました。

 

「あれはホタテで、これは牡蠣や!」と勝手に解釈して牡蠣を食べ続けています。

 

 

 

 

実際、4人に一人が牡蠣にあたった経験があるようです。原因を生食・加熱に分類されていますが、私は少し違った見方をしています。特に加熱してもあたるというのは、ほかにも原因があるかな?

 

 

120g級の大型の牡蠣を調理する機会があったので、記念写真を撮っています。この牡蠣は水揚げ後、約20時間を経ています。蒸した結果、30gの海水が消えました。持ち帰った容器の底には幾分かの海水が残っていました。

 

 

このくらいの牡蠣になると1時間に20Lの海水をろ過します。つまり丘に上がった牡蠣は体内の海水を何度か排出しても次の海水が入ってこない事で、干潮の時間帯と認識して30gの海水を体内に蓄えた状態で蓋を強く閉じていたことになります。(+何度か海水を排出しています。)

 

生食用・加熱用の差は海域に含まれる細菌やウィルスの数で決定されています。これらを保有するプランクトンを餌とする牡蠣には多かれ少なかれノロやO-157が含まれていると考えた方が良いと思います。

 

牡蠣の体内に残った海水は、蓄積された様々な菌やウィルスを保有した牡蠣を何時間も漬けこんだものです。

 

牡蠣を調理する過程で殻や可食部に付着した海水にノロは潜んでいます。食べたからあたるだけでなく、海水が触れた手やトング、食器に付着したままにしておくと、ノロはウィルスなので空気感染も含めて、あらゆるルートでヒトの体内に侵入してくるのでとても危険なヤツだと思います。

 

ノロウィルスはヒトの体内だけで繁殖すると言われています。免疫が落ちた人では100個からでも感染します。そして温かい体内を経由して腸で大繁殖をするようです。その数は排泄物1gあたり1億個にも繁殖し、下水経路を経由して海へと戻っていきます。

 

ノロウィルスはヒト専門のパラサイトなのです。

 

 

 

※ノロウィルスはアルコールでは殺菌できません。

 

お使いの次亜塩素酸水のメーカーさん奨励の濃度を確認してからお使いください。手指の消毒は奨励されていません。石鹸でしっかりと洗ってください。