決算書の見方の第3弾
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前回と前々回をみなくても分かりますよ^^
「倒産しそうな会社は避けたい~]という人は必見![]()
その会社が倒産してしまったら、買った株の価値は0になって、払ったお金は何も戻ってきません。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。。
企業活動によってもたらされた利益という果実を得るのが株式投資の醍醐味(の一つ)なので、倒産されては意味がありません![]()
今回はその会社が倒産しなさそうかどうか(安全性)をチェックします。
大手通信会社について前回と前々回に学んだ売上高利益率を見てみよう
(「売上高利益率」は売上から経費や税金を引いた後に最後に手元に残る利益をパーセンテージで表したもの。手元に残る利益は多いほうがいいですよね。だから、この売上高利益率は高い方がよいと思って下の表を見てみてください
。)
売上高利益率 2016年3月 2017年3月 2018年3月
docomo 12.1% 14.2% 15.6%
KDDI 11.1% 11.5% 11.4%
Softbank 5.2% 16% 11.3%
これを見てどう思われますか?
私はdocomoが一番いいと思いますが、3社間ですごく差があるというわけでもなさそうです。
差があまりないということで売上高利益率だけで銘柄を選ぶのは難しそうです。
ここで会社の安全性をチェック
会社の安全性を見るには自己資本比率をみます
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自己資本率って何~!?
という声にご説明します。
あなたが事業をする時に資金を集めますよね。お金を集めないと何もできないですから。
その事業の資金源が資本です。
資金源には2種類あります![]()
返さなくてよいお金と返さないといけないお金です。
①返さなくてよい自力で調達した資金(これが自己資本。純資産ともいいます。)株式はこちらに入ります。
②返さないといけない他人から調達した資金(他人資本。これは負債。つまり借金)
銀行などからの借りたお金がこちらに入ります。
利息を付けて返さないといけないお金です。
①と②だったらどちらが多いほうがいいですか?
もちろん返さなくてよい自己資本(=純資産)が多いほうがいいですよね。
自己資本率の計算法は超簡単!
さてこの自己資本比率は
自己資本率=純資産(自己資本)÷資金源(①+②)で計算できます。
↓下図をみてビジュアル的にイメージしてください。
緑色の①の純資産(自己資本)が多くなれば、自己資本率が上がるのイメージできますよね
。
この自己資本率が高いほうが会社の財務は健全で、倒産しにくいと判断できます。
基本的に、『返すお金(借金)が多いより返さなくてよいお金(自己資本=純資産)が多いほうがいい!だから自己資本率が高いほうがいいんだ』と覚えておきましょう^^
自己資本率は基本的に40%以上あるのが望ましいとされていますが、業種によって自己資本率の高さの目安が異なるので、同じ業種で比較してくださいね。
出典:http://fsreading.net/analysis/003.shtml
(赤と緑の線は招き猫が付け加えました。)
では、通信大手の自己資本比率みてみよう!
自己資本率 2016年3月 2017年3月 2018年3月
docomo 73.5% 74.2% 73.3%
KDDI 57% 56.7% 57.4%
Softbank 12.6% 14.6% 16.6%
どうですか?
docomoの自己資本率は70%を超えていてダントツで高いですね。KDDIも50%を超えていて優良と言えます。
逆にSoftbankは上記2社と比べると自己資本率が低いですね。
Softbankは今は通信会社というよりは投資会社の性格が強くなってしまっているので、ここでdocomoと KDDI と同列で比べるのはちょっと無理があるかもしれません。
(アナリストさんもSoftbankの分析はすごく難しいと言っていました。)
Softbankがやっている財務レバレッジをかける(低金利でたくさんお金借りて利回りの良い投資をする)方法は今は受け入れられているようですが、Softbankを購入するのはちょっと賭けかな~と思います。
Softbankがダメというわけではありませんが、現在の財務の安全性から見た場合、docomoとKDDIを選ぶのが無難ですね。
見るべき点はまだまだ他にもありますが、今回は、「自己資本率から倒産しなさそうな企業を選ぶ」でした!
また勉強していきましょう^^招き猫フクでした^^
