女性の口説き方講座 -その④ 最終回- | 酒の友は我が友也

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酒好きで女好きとの評判な筆者が、意外と適当じゃないことを綴るブログ。
きっと何か発見がある。たぶん、本を買うより安上がり。
合い言葉は、『愛だろ?愛』

一応、前回で講座自体は完結したが…。
最終回は、これを別の視点から考えてみる。

どういう視点なのか。
それは、飲食店コンサルタントとしての視点だ。
そもそも、今回の話は“恋愛コンサルタント”としての講義。
コンサルタントと付くからには、当然別のものにも応用出来る。
つまり、そういうことだ。

だが…ここまで書いて思った。
それを展開するには、あまりにも書き足りないことが多い。
最低でも、マーケットの選定や強み付け(差別化)等々。
その部分についても書かねばなるまい。
(が、強引に展開する)

要するに、見た目は店構え。
清潔感は、店内の綺麗さ(雰囲気も含む)
店を選定する基準のひとつとして、店構えは大事な要素のひとつ。
また、清潔感に欠ける店は一度足を運んだとしても、二度目があるかは怪しい。
勿論、“汚さ”を含めて店の売りとなっている場合もあるので、一概には言えないが。
ゴキブリを目にするような店は、やはり御免蒙りたいと思うだろう。
そこをクリアして、初めて性格を知ろうということになる。
性格は、言わば提供する料理や酒だ。

ミラーリングについては…。
手法という観点なので、店にそのまま当てはまるわけではない。
しかし、お客さまを気持ちよくさせるという点から見れば、
コミュニケーションを上手くとる必要があるだろう。

感覚タイプについてもそうだ。
お客さまの好みを見分け、それに応じた料理や酒を提供する。
かゆいところに手が届くサービスは、お客さまの心を掴む。
それがリピートへと繋がるわけだ。

マーケットの選定は、店を出店する際に必要となる。
マーケティングの観点で考えると、場所でほぼ勝負が決まる。
競合の有無や交通の利便性、住宅地なのかビジネス街なのか。
それを考慮した上で、提供する商品や値段を決めなくてはならない。
店の思いありきではなく、マーケットありきの観点が必要だ。

これを恋愛で考えると、自分を売り込むマーケットの話になる。
売り込むマーケットを間違うと、苦戦を強いられるばかりか、
無駄な投資や時間の浪費を強いられることになる。
その結果は、言わずもがな…だ。

強み付け(差別化)は、説明するまでもないと思うが。
その店ならではの強みがないと、お客さまは足を運んでくれない。
一度目はあったとしても、二度目(リピート)以降は難しいと言わざるを得ない。
料理が抜群に美味い。酒の種類が豊富。コスパが最高。店員の質が高い等々。
そこでしか堪能出来ないサービスを提供する必要がある。

恋愛で考えると、これは個性という話になる。
小手先で作る個性ではなく、人としての魅力を醸し出せるか。
他の人とは違う“何か”を持っているかどうか。
それが2回目以降のデートに繋がる。

店を繁盛させるのも、異性の心を掴むのも、根本は同じ。
あとは、そこに情熱というスパイスをミックスさせれば…。
思い通りの結果を得ることが出来るだろう。

以上で、女性の口説き方講座は終了。
少しでも役に立ったのなら幸いだ。