大原亜子さんのコンサート
日時
2011年7月15日(金)
会場
旧東京音楽学校奏楽堂
プログラム
シューベルト:ピアノソナタ二長調 D.850
シューベルト:ピアノソナタト長調 D.894『幻想』
以前シューベルト協会の例会で演奏されたので、大原さんのこれらの曲を聴くのは2回目でした。
ニ長調のソナタの第一楽章、アルプスの山あいに建っている教会の鐘の音を思い浮かべてしまうのですが、
実際、この曲が書かれたのもオーストラリアの渓谷への旅行中とのことです。
大原さんのピアノによって、上野に教会の鐘の音が鳴り響くようでした。
ト長調のソナタ、美しい青色の気体を思い起こします。
大原さんのソロ・リサイタルを聴くのは今回で三回目です。
今回も、ステージの隅っこにシューベルトちょこんと座っているのを感じました。
曲への理解とか解釈とか、私には難しいことはわからないのですが、
確かにそこにシューベルトが存在するという感覚が私を幸福で満たしてくれるのです。
大原さんのシューベルトへの愛情はやはり並みではありません。
シューベルトに「会わせて」くれる大原さんに、心から感謝しています。