※7/5にイランで行われた大統領選挙の決選投票は、欧米諸国との対話を重視する改革派のペゼシュキアン氏が当選しました。

 選挙戦でペゼシュキアン氏は、制裁の解除に向けて核合意の立て直しを訴えており、今後、欧米諸国と対立してきたライシ政権の外交政策からの転換を図り、国際社会との協調を目指すものとみられます。

 ただ、イランでは安全保障など重要問題については、最高指導者のハメネイ師の意向が大きく働くため、保守強硬派のライシ政権の路線継続を求めるハメネイ師の理解を得て、どこまで政策転換を実現できるかが焦点となります。

 また、イランは中東情勢を巡っても欧米諸国と対立してきており、果たして欧米諸国の信頼が得られるか、不透明な情勢です。

 改革派政権誕生の原動力となった変革を求める国民の期待に実際に応えることができるか、注目が集まります。

*7/1 議員連絡会
(本会議における議案並びに意見書案などに対する採決態度(賛成か反対か)を議会事務局と確認しました。

 なお、意見書案については、以下のとおり。

 1)防災・減災、国土強靭化対策の更らる推進について
  ①5か年加速化対策期間完了後においても、継続的・安定的に国土強靭化の取組を進めるため、必要な事業規模を十分に確保した国土強靭化実施中期計画を令和6年度内の早期に策定すること
  
  ②中期計画の策定に当たっては、国土強靭化の対象事業を拡大するととともに流域治水対策や道路ネットワークの機能強化、港湾の耐災害性強化、インフラの老朽化対策等を加速化すること
  
  ③令和6年度末に期限を迎える緊急浚渫推進事業債及び令和7年度末に期限を迎える緊急防災・減災事業債、緊急自然災害防止対策事業債について、その期限を延長するなど、十分な地方財政措置を確実に講ずること

 2)ひきこもり支援に関する法整備について
  ①ひきこもりを社会全体で取り組むべき課題と捉え、ひきこもり支援に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本法の策定など、ひきこもり支援に関する法整備を早期に図ること

 3)消防団員の確保及び消防団活動の支援の充実について
  ①消防団の重要性に対する地域や企業の理解の向上と消防団への入団促進、特に、女性や若者の団員増加のため、広報活動を一層強化するとともに、機能別消防団制度の活用など、団員確保のノウハウを記載したマニュアルの作成を早期に進めること

  ②市町村が必要な消防団員数を確保し、消防団による十分な消火活動や災害時の対応が行えるよう、処遇改善に係る地方財政措置の拡充を図るなど、一層の財政支援を行うこと

 4)社会的養護経験者に対する自立支援の充実について
  ①児童養護施設等で暮らす子どもたちが、将来の選択肢を広げることができるよう、地方自治体等が行う学習・進学支援等の取組を支援すること

  ②社会的養護経験者が安定的に生活基盤を築くことができるよう、公営住宅の優先入居の制度化など、住居支援の充実を図ること
  
  ③児童養護施設等に対して、施設の機能拡充に向けた支援を行うなど、財政支援の更なる充実を図ること

 また、2023年度一般会計決算見込みについて総務局からレクがありました。

※決算見込みは以下のとおり。

 歳入 2兆8,964億5,000万円
 歳出 2兆8,242億8,600万円
 形式収支 721億 6,400万円
 翌年度繰越財源 148億1,500万円
 実質収支 573億4,900万円

 実質収支を確保できる見込みとなったものの、本県財政は依然として厳しい状況にある。

 当初予算では、多額の基金の取崩し(減債基金1,000億円、財政調整基金289億円)を計上して対応した。

 今後の財政運営を考えると、基金残高は十分でなく、今回の実質収支も含めた年度内の財源確保によって、残高回復に努める。

 私も引続きしっかりと、本県における行財政改革が着実に取組まれるよう県政運営各般に渡って厳しく監視してまいります)



*7/3 定例県議会本会議(閉会)
(1)2024年度当初予算一般会計4,382万余円をはじめ、ならびに2)子育て支援対策基金条例の一部改正など条例関係議案11件、3)次世代高度情報通信ネットワーク整備工事請負契約の締結、損害賠償の額の決定及び和解について、公安委員の選任案件などその他の議案13件、合計25件を慎重に審議し、すべて可決・承認、同意しました。

 加えて、愛知県議会会議規則の一部改正について、委員会提出議案1件、決議案1件、国に対する意見書案4件について可決しました)

 

 

 



*7/6 愛知県消防操法大会出場選手激励会
(今年の県大会に知立市代表として出場する第3分団を激励に出掛けました。

 連日の特訓を乗り越えて披露されたポンプ車操法は意気込みの籠った見事な出来栄えでした。

 「訓練に勝る成果なし」と言いますが、訓練を通じて技術力を磨き、大会ではそれに応じて結果が導かれることになりますが、
大事なのは、何にも代えがたい経験を通じて精神力と身体力の強靭化、加えて、団員仲間との友情や絆の深化が図られることだと思います。

 当日は最後まで、自身を信じ、持てる実力を出し切っていただくよう、激励しました)

 

 

 

 



*7/7 畑 DE マルシェ
(青々とした新鮮な野菜が品ぞろえも豊富に並んでいました。

 出店ではみたらし団子、ジャガイモやニラ、玉ねぎなどを購入し、帰宅後早速美味しくいただきました。

 地元を食べよう!と地産地消に尽力されている皆さんによる実りを満喫しました)

 



→ ゆかたパーティ
(国際交流協会親善ボランティアの皆さんが主催する外国人留学生や研修生を対象とした日本文化交流事業に参加しました。

 色とりどりの浴衣を着て、皆で輪になって盆踊りを体験した外国人の皆さんは一様に満足そうでした)

 

 



→ 知立の山車文楽とからくり保存会公演
(宝町、山町、中新町、本町の人形連と西町のからくり保存会、知立市義太夫会の皆さんによる公演に出掛けました。

 静岡文化芸術大学教授の奥中康人先生の含蓄ある解説を幕間に挟みながら、各連の皆さんによる上演の勇壮さに目を見張りました。

 後継者育成に力を入れてこられたとお聞きしていただけに、若手の皆さんの完成度の高さに驚きました)

 

 

 

#定例愛知県議会

#第69回愛知県消防操法大会

#かきつ畑

#盆踊り

#釣女

#団子売

※イギリス議会下院の総選挙が7/4投開票され、野党・労働党が6割を超える大勝を収め、14年ぶりに政権が交代し、新たな首相に労働党のスターマー党首が就任しました。

 スターマー新首相は首相官邸で演説を行い、生活水準の改善や公共サービスの立て直しなどに全力を尽くす考えを強調するとともに、14年間の保守党政権下で生じた政治不信への解消にも取り組む方針を示しました。

 一方、スナク首相率いる与党・保守党は、トラス前首相のほか、シャップス国防相やチョーク法相などスナク政権の閣僚も相次いで落選し、選挙前に比べて議席数を200以上減らす厳しい結果となりました。

 長期にわたる政権を担う中で、国民を顧みず党内抗争に明けくれ、経済に大きなダメージをもたらした保守党に対して、国民の怒りが沸騰した形となりました。

 新たに誕生するスターマー政権には、変化を望む国民の厳しい視線が注がれます。

 外交では、ヨーロッパの安全保障環境が厳しさを増す中、NATO(北大西洋条約機構)に揺るぎない結束を示すとともに、2020年のEU(欧州連合)からの離脱で傷んだEUとの関係再構築を目指すとし、7/9開幕するNATO首脳会議で外交デビューする予定です。

 また、内政では、6月に発表したマニフェストで、変革への最初のステップとして以下6点の方針を示しています。
(① 経済の安定、② NHS(国民医療サービス)の待機時間短縮、③ 新しい国境警備組織の発足、④ 公営の再生可能エネルギー会社の設立、⑤ 反社会的行為の取り締まり強化、⑥ 教員6500人の増員)

 特に、物価上昇や家賃高騰、医療体制の混乱など、国民を直撃する課題についてどのように対応するか、注目されます。

*6/24 福祉医療委員会
(私からは、「女性特有のがん」について取り上げ、質疑しました。

 主な内容は以下のとおり。

 〇女性特有のがんには、乳がん、子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん、腟がん、外陰がん、子宮肉腫がある。

 このうち、最も罹患率が高いのは乳がんで、次いで子宮体がん、卵巣がん、子宮頸がんの順。

 一般的に、がんは高齢になるほど発症リスクが高まる一方、乳がんや子宮頸がんなどは20代から発症するケースも多く、女性特有のがんの発症は若年化している傾向にある。

 こうしたことから、早期発見と早期治療が肝心であり、そのためには、定期的ながん検診を受けることが重要。

 国は、早期発見により早期治療を図る二次予防としての検診の重要性を広く指摘しており、科学的根拠に基づき推奨されているがん検診が市町村主体で実施されている。

 ※特に、子宮頸がんの罹患は20歳代で上昇するため、この年齢層での検診受診率の向上は重要。
 子宮頸がんは無症状で、検診以外に発見するきっかけがないことから、積極的に検診の受診勧奨に努めるよう、県に対して要望しました。

 〇子宮頸がんはワクチン接種によって予防することができ、日本では現在、HPVワクチンが承認されており、定期接種の対象者は小学校6年生から高校1年生(12~16歳)までとされている。

 HPVワクチンは、2013年4月に定期接種化されたが、接種後の「多様な症状」の訴えにより、同年6月に「接種の積極的な勧奨」は一時中断された。

 しかし、専門家による検討において「多様な症状」とワクチン接種の関連性が明らかになっていないことや、海外でHPVワクチンによる子宮頸がんの予防効果が示されていることなどから、国は2022年4月から「積極勧奨」を再開し、積極勧奨が中断されていた期間(9年間)に接種機会を逃した、1997~2007年度生まれの女性に対しても、来年3月までを期限に無料で接種できる体制を整備している。

 HPVワクチンは6カ月の間に2~3回接種する必要があることから、積極勧奨が中断されていた期間に接種機会を逃した女性に対するキャッチアップ接種と、定期接種の最終学年である高校1年生が無料で接種するためには、今年9月までに初回接種しなければならない。

 女性の健康教育と婦人科系疾患の予防啓発活動を行う一般社団法人が毎年実施している「子宮頸がんとHPVワクチンに関する意識・実態調査2024」によれば、HPVワクチン接種の「積極的勧奨」再開を受け、「接種を希望しない・迷っている」人は3割以上おり、その理由として、「副反応を心配する」声や「信頼できる情報がない」といった声が目立つ。
 
 また、自治体が実施するHPVワクチンの啓発活動を、8割以上の人が「知らない」と答えている。

 HPVワクチン接種に当たっては、ワクチンに関する正しい理解を深めてもらい、その上で検討・判断してもらうことが重要。

 ※子宮頸がんの重篤性(25~40歳の女性がん死亡数2位であり、子供を残して亡くなるケースが多いことからマザーキラーと呼ばれている)、加えて、HPVワクチンの有用性と安全性の根拠、副反応とその際の対処方法(協力医療機関の紹介、健康被害救済制度の周知)についての十分な情報を提供するよう、県に対して要望しました)

 

 



*6/28 知立市表彰式
(市に貢献された人や特に功績が顕著な人などに対し、その功績を称え、市政功労者表彰・一般表彰・感謝状の贈呈がなされました。

 なお、受賞された皆さんについては毎年、広報ちりゅうにて掲載されます。

 受賞者の皆さんには心から敬意を表し、感謝申し上げます。

 直接、壇上から敬意と謝意を申し上げたかったのですが、残念ながら、祝辞を述べる機会はありませんでした)

 

 



→ 愛知教育大学同窓会三河地区会知立支部総会・歓送迎会
(知立の教育現場を担う中核的な存在である先生方を数多く輩出する愛教大出身の先生方の同窓会総会に出席しました。

 その同窓会総会を通じて、チーム学校の大切な教員仲間で結束して子供たちに向き合っていくという、学校教師としての矜持を感じました。

 数々の教育改革がなされる中で、私もこれからの教育を通じて、子供たちの確かな将来をつくる責務をしっかりと担ってまいります)

 

 

退職者

 

新・転入者
 

ゴスペルサークル


*6/30 ソフトバレーボール大会
(ソフトとは名ばかりで、ハードな試合展開にいつも驚かされます。

 チームワークの良さは日頃の練習を通じたコミニュケーションの良さに比例します。

 知立市の政治行政にも等しくあてはまることだと実感しました)

 

 



→ 茅の輪くぐり
(夏越の大祓と呼ばれ、茅の輪をくぐると、今年前半の間に身についた厄災や穢れが落ちて心身が清らかになり、後半も無病息災で過ごせると言われています。

 茅の輪の基本的なくぐり方は、茅の輪の正面に立って一礼し、ご神歌「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶと云うなり」を唱えながら左足でまたいで左まわり → 正面に戻って一礼し、ご神歌を唱えながら右足でまたいで右まわり → 正面に戻って一礼し、ご神歌を唱えながら左足でまたいで左まわり → 正面に戻って一礼し、左足でまたいで茅の輪をくぐり、そのまま神社にお参りするという順番で、8の字を描くように三度回って四度くぐるのだそうです。

 梅雨時は気候も安定せず、身体がまだ高温多湿に順応できていないタイミングで急に気温が上がったり、蒸し暑くなったりすると、熱中症発生のリスクが高まります。
 
 熱中症予防の基本は、暑さを避けることと、こまめに水分を補給すること、加えて、日頃から、睡眠や食事をしっかりとって、規則正しい生活を送ることで、体調を整えることが重要です)

 

 

 

 

 

 

#政権交代

#がんは不治の病ではない

#愛教同

#ハード

#素戔嗚尊

※日本には古くから「隣の貧乏鴨の味」という言葉があり、それが転じて「人の不幸は蜜の味」という言葉も生まれましたが、現代ではSNSなどを通じて、匿名性のある集団の一員と化して、ターゲットとする人物を叩いたり、不幸を喜んだりする光景を良く目にするようになりました。

 このような他者の不幸や失敗を喜ぶ感情を「シャーデンフロイデ」と呼び、他人が失敗や苦労を経験することで、自分が優れていると感じ、安心感や満足感を得るという心理的なメカニズムを指します。 

 人は、自己の劣等性からターゲット人物に対して無力感を感じると、その相手を攻撃したり、かつ遠ざけたりする拒否行動を催します。
 それは、ターゲット人物を攻撃することで、やり場のない感情を発散しようとするとともに、相手を受け入れないことでその感情を無かったことにしようとするからです。
 そして、その相手に不幸が訪れると、それが相手にとっての敗北で、翻って自分が勝利したような感覚に陥り、幸せと感じるのです。

 一方、人は、ターゲット人物に対して憧れに近い向上心を感じると、自分を高めようとする挑戦行動を催すため、その相手の不幸は自分にとっての幸せにはなりません。

 このように人は、ターゲット人物に嫉妬を抱いた時、①「相手を傷つけてやろう」と思うか、②「もっと自分を高めよう」と思うかに分かれ、①のように拒否行動を催すタイプの人はシャーデンフロイデ的な発想の持ち主と言うことができます。

 人は、シャーデンフロイデという心理的メカニズムについて深く知ることで、他人に嫉妬に近い感情を抱いた時、「自分に足りていないものがあるのではないか」と自身を見つめ直す方向に感情整理できるようになるものと期待します。

 そして、他人を気遣い、思いやることのできる寛容さや共感力を誰もが手に入れることができるはずです。


*6/18~20 定例県議会本会議
(県政の諸課題について、知事ならびに所管部局長から答弁がありました)

 

 


6/18

 

6/19


 

6/20

*6/21 第74回入会地ギャラリー展
(パティオ知立にて、A:リリオ・デッサン同好会作品展、B・C:絵画展「彩路」に出掛けてきました。

 馴染みの方にも複数お会い出来、作品撮影時の苦労話や改善点などをお聞きしながら、様々な作風の作品を見て隈なく見て回り、楽しむことができました)

 

 

絵画展「彩路」

 


リリオ・デッサン同好会作品展


*6/22 少年の主張大会
(今年も素晴らしい発表ばかりでした。

 いじめ、差別、偏見など自らの体験を通じて感じたこと、そこから派生して願うこと、心掛けていることなど、率直な主張が多数聞かれました。

 発表者である子どもたちが痛切に感じる身近に巣食う病魔は、私自身が知立市で政治家を続けながら日々闘っている社会病理そのものです。

 発表テーマにある「みんなが幸せな世界に」、「優しさの連鎖」「違いを乗り越えみんなが笑顔で過ごせる知立を目指して」という、多感な子どもたちの痛切な願いを叶える責任が、大人、特に政治行政を担う者には求められていると痛感します)

 

小学生
 

中学生

*6/23 7万人クリーンサンデー
(1986年に知立青年会議所が企画したクリーンサンデーを知立市に移管して32回目の開催となり、例年どおりに参加しました。
 
 雨模様の中でしたが、親子連れの皆さんの参加も多く、有志の皆さんのご協力に頭が下がります。

 その一方で、小一時間で集ったゴミの量の多さに驚きました。

 生活ゴミが出るのは仕方ないことですが、吸い殻(タバコ)や飲料容器(缶、ペットボトル)のポイ捨てが後を絶たず、ゴミが散乱してしまっている箇所が市内にいくつも見られます。

 適切な行動を取ってもらうにはどうすれば良いのか、SDGs 未来都市を標榜する知立市として、実効性の高い施策を講じる責任があります)

 



→ 笑みフェス2024
(毎年楽しみにしているフェスに出掛けました。

 ステージ上の演奏やダンスの音楽で会場が盛り上がる中、所狭しと並んだブースを回りました。

 沢山のお知り合いに遭遇して、楽しいひと時を過ごすことができました)

 

 



→ 詩吟・剣詩舞・大正琴のつどい
(発表会に出掛けました。

 揚々と謳い上げる詩吟、泰然と演舞する詩舞、どこか懐かしい大正琴の見事な舞台発表を拝見することで、演者の皆さんの変わらぬお元気ぶりを確認することができました。

 久方ぶりにお会いすることができた皆さんの近況をお伺いすることもでき、有意義な時間を過ごせました)

 

大正琴
 

剣詩舞
 

詩吟
 

#損害

#喜び

#定例愛知県議会

#Dessin

#子どもたちの目線

#知立市の人口内訳は日本人66933人と外国人5575人で合計72508人

#BlumeViolin

#在原の業平朝臣に思う