「ノーフォールト」を読みました。(・∀・)
「ギネ」の原作です。
ネタバレはありませんから、ご遠慮なく読み進んでください。
(^^ゞ
番宣によると主人公はわりと仕事一筋の冷たい女性医師となっていますが、原作では人望に厚く、繊細で人間味あふれた人物になっています。
当然、主人公は藤原紀香さんとして読み進んでいましたが、原作では30歳の設定。
うーん、どうでしょう。(;^ω^A
ご存知の方も多いですが、雄ちゃん演じる玉木聡は原作には登場しません。
(-""-;)
私はそれを知らずに読み進んでいました。
3分の1読んでも出てこないし、半分読んでも出てこないし、とうとう、「玉木」という文字を見つけるためだけに、最後までパラパラとめくっていったくらいです。
ほかの人のブログで原作にない人物であることを知り、ショックを受けました。
ヽ((◎д◎ ))ゝ
原作はシチュエーションの説明よりも医師同士の緊迫した会話が中心です。
とてもスピーディーな展開で、医学用語も多く、読めない漢字もたくさん出てきましたが、ひととおり読んだら、なんだか自分まで医学の知識が身に付いたような気がするので不思議です。
(;^_^A
でもこれを読むと、出産というものがどんなに大変なものなのか、自分がどれほど奇跡的に生を受けて存在しているのかまざまざと考えさせられました。
これを読んでくださっているママさん、ご立派です(≧▽≦)
また、産婦人科医たちの努力やその背景にある社会的問題なども興味をそそられます。
仕事に対するひたむきな主人公の態度は思わず自分の仕事に対する熱意と比べてしまい、恥ずかしい限りで、命を預かる医師という職業のかたへの尊敬の念は深くなるばかりです。
雄ちゃんはよく「生まれてきてくれてありがとう」という言葉を使います。
この小説を読むとまさにこの言葉がピタリと当てはまり、大切な人を失った経験のある雄ちゃん自身の中でも、心に刻まれる作品となるだろうなと思います。
ドラマではどう描かれるかわかりませんが、主人公の「産婦人科医」としての職業に対する愛情。
たとえハードな仕事であっても新しい生命の誕生の喜びを、その家族とともに分かち合うのが好き。
その態度は雄ちゃんが芸能界でお仕事しているその意義と何か通じるものを感じました。
一部では視聴率ヒトケタ女優と揶揄(やゆ)される紀香さんですが、雄ちゃんがたとえ出ていなくても、奥行きのある見ごたえのあるドラマとして、人に堂々と勧められるドラマであってほしいと私は願ってやみません。
「ギネ」放送まであと1ヶ月。
雄ちゃんはまたかつて自分が「地獄」と呼んだ連ドラの収録のさなかにいます。
私たちはこれからも彼の口から幾度となく「眠い」という言葉を聞くことでしょう。
しかし「玉木聡」が必ず雄ちゃんの新境地を切り開いてくれる役柄となることを信じています。
「江夏」を越えてほしい。
がんばって、俳優・上地雄輔!
o(〃^▽^〃)o