モノプリのシャンプー売り場で、70歳くらいのマダム(客)が「ちょっとオタズネしたいんですが。」と話しかけてきた。
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まんづ、仏女の必須ヘアグッズは、”LAQUE”(ラック)↓と呼ばれる整髪スプレーだす。
ブローした髪をキープする(固める)ためのもの。
美容院に行くと、最後はこのラック(スプレー)を髪全体にふりかけられ、”仕上がり”とナ~ル。
(ラックだけで、こげに種類があります)
ボリューム(&コシ)の無い仏女の毛は、ブロー後、ラック無しだと、時間が経つとヘナ~っとペシャンコに崩れてしまうノラス。
話を戻すと、
お客の老マダムは、
数あるラックスプレーの中から1本を手にし、
「”EXTRAVAGANT”(エクストラヴァガン)↓って、どういう仕上がりなんですか?」ってワテに訊いてきてん。
なんで日本人に訊くん。
ワテ、日仏関わらず、お店で知らん人からよく話かけられる系ですねん。
こないだも、モノプリの乾電池売り場で、
セネガル人のおっちゃんが、いきなり、
「マダム、これと同じ電池はどれですか?」って、持参の電池を渡されてん。笑。
(同じ電池を選んで、値段を告げただけで、ものすごく感謝されてんけど、
おっちゃん、文盲?)
で、
きょうは老マダムにヘヤースプレーを尋ねられ、
YJ「普段、ラックとか使ってないんで、この分野はサッパリわからナイですわ~」とおこたえしました。
マダム「そうですか・・。
”エクストラヴァガン”って、人間の場合だと”変人”とか”奇抜な人”のことですよねえ。
一体、どんな仕上がりになるのかしら、、、」
YJ「そうですよね。
ってことは、恐ろしいほどのボリュームに仕上がるんじゃないですかア~。あははは」
マダム「・・・。・・。
種類がたくさんあるのはいいけど、意味がサッパリわからないのは困るわねエ」
YJ「買う時はお客さんの想像力で、ってことになりますヨネエ」
ボリューミーなアフロヘアーは、お酒ラベルの花と韻を踏んでいるノラヨ)
老マダム「あ、今、お店の人が(近くに)来たから、尋ねてきます~!」
と、マダムは去り、
3メートルほど先の店員としばらく話をしていたようだった。
その後、
マダムがスプレーを手にしたまま売り場に戻ってきました。
YJ「店員は、何と言ってました?」
マダム「”わからない”って。」
YJ「笑」
仏国は、コスメに、コジャレた名前がつけてあるんよね。
たとえば、
赤い口紅でも、レッドじゃなくて、花の名がついてたり。
響き(イメージ)はステキやけど、
どんな色やねん、みたいな。
先週、シャネルでもらった口紅のサンプル↓を
今、確認してみますと、
ヤハリ、
オシマイ
隠れ画になっておりんす。
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