大型デパート”ギャラリー・ラファイット”に、友人の誕生日プレゼントを買いに行ったんですわ。
お品が決まって、レジに並んだら、店員が、1つ前のお客人にこう言った。
「きょうは、カードが使えません。ラファイット全店で朝から障害が起きてますんで、お支払は現金か小切手のみ。全フロアでカード払いは不可です」って。
これ、大問題ちゃうん?
日本の有名デパートで、たとえば「きょうは、三越伊勢丹、全店、全フロアで、カードは一切使えませんので、商品を買いたければ、現金を用意してきて。』って、あり得ないですよねエ。
しかも、お客さんがレジに並んだ時点で、そう言い渡されるって。
早ヨ言いや。
せめて、デパートの入り口あたりに、”カード障害のお知らせ”の案内が貼ってあってもヨサソーなもんですやん。
そーゆー、余計な業務(?)も一切なし。
店員は悪びれることもなく、謝罪もモチロン無く、”カードが使えないんだから現金用意してくるしかないやろ”って、何らフツーの態度。
日本だと、お客がエラソーに怒って、店は謝罪劇場ですよね。
日本では、”アンタとこではもう買わない!”ってのが脅しになっても、仏国だと、店員が”アンタなんかに買ってもらわんでええわ!”になる。
行列に並んでるお客人も、異議を唱える人はおらず。
皆、手に手に”ユーロ現金”を用意して静かに並んでいたわ。
ふだん、仏人は、激情型が多いけど、こういうシーンでは基本的に行儀がいいねん。
「使えないもんはシャーナイ。」って感じでアッサリしてるんよね。
デパートが悪いわけではなく、磁気のせいやもんな。・・・。
<PS>
↑友人のプレゼントを買いに行ったのに、自分の服を買ってしまいました。