海外でこーゆーのに遭遇すると、サムライニッポン魂をくすぐられますな。
そして、さらに、ミヤビなるコーナーが誇らしい(冒頭画像)
THE”香道”!
香道って何?(ガクっ)
毎年、YJ個展に来てくれる江戸マダム (オトモラチ)が嗜んでおられますのえ。
その話をきいた時は、『なんと風流な。』と思ったけど、香道がここまでシックリくる家もないわナ。
それにしても、香道の現物をニース(グラース)で見れるとはネ。
道具一式をみてもチンプンカンプンゆえ、横に設置してあるモニター(1分ほどの動画)で所作を拝見↓
↑参加者が”利き酒”ならぬ”利き香”をしてなさる。
この映像、たぶん、50年代からアップデートされてへんよな。
ヘアスタイルに年代が・・。
ま、時代は経過しても、香道の中に入ると、時間も浮世離れするでしょーね。
現代生活には存在しない、独特の間(マ)があんねん。
単に優雅なお遊びというより、根底が精神世界(禅)と繋がっているところが、THEジャポンなのよ。
静寂の中で、上質な香(天然香木)を嗅ぎ、自然の声をきく(感じる)という事ざんしょ。
”自然愛護!”みたいな激しいスローガンより、木や花が何を言うてるんか、自分も木花と一体化して、穏やかに五感を澄ます感覚は好きだわ。
気分に余裕がないと、自然の声も、自分のホントの声も聞こえへんしネ。
香は焚かずとも、心を鎮める時間と空間は大事ザマス~。
このムッシュウ↑が神妙な顔つきで”利き香”をする姿が、ドリフのコメディーと重なってしまい、吹き出してしまいました。