1327.不死身くんの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

瀕死、と思ってたパソコンも扱いに慣れてきました。

MyPCを”出世魚”と呼んでるんですけど、瀕死クンから不死身クンに変遷やわ。


電源オンから起動するまで(=普通に機能するまで)毎日2時間かかってたんですけど、最近はコツを掴んだんで、1時間でイケるようになった。

ものすごいレベルで喜んどりますが、不満屋のアンタだって、あたらな災難がふりかかると、現在の悩みが小さく思えるわよ。


Myパソコンは、昨日まではできなかった事が、今日はできるようになってたりするんで、人間のリハビリに似た悦びがありますねん。

骨折すると、歩けるだけで大進歩、と同じ感覚ね。

PCはデジタル=1か0の容赦ない世界、なのに、こういう自然治癒があったり、日和見なところが不思議ですな。


死にかけても最低限の働きをしてくれるPCに、『今日もアリガトねん』と、寝る前に、ナデナデしてるんですけど、これが効いてるんかもしれんわ。

こういうネギライの言葉は、チョットでも見返りを期待してるとアカンねん。

言葉が薄っぺらになってる昨今ですけど、自然に心が発する純粋な言葉じゃないと、人も道具も動かないわヨネ。




無機質なものを擬人化するのはナンセンスなんですけど、『道具も主(あるじ)を手伝ってくれている』という話を以前、何かで読んだのを思いだしたわ。

お絵描きをしてる時にも、そういうのは感じますよ。

絵を描く人になる事は、オイラの未来予測には存在してなかったんですけど、それだけに、トレビアーンな画が描けた時なんかは、万年筆と鉛筆がよー頑張ってくれたなぁと本気で思いますカラネ。

今日のイラストは、狼の親子以外は、旧ヨン画の再利用でーす。