1271.ボルディエF味の巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう


ボルディエの”フランボワーズ味”を見っけたョ。

赤き果実が大好きなオイラは、一秒の躊躇い(ためらい)もなく買つた。
ジンセーも、このくらい迷いがないといいんダケド。


フランボワーズ果肉が8%入ったバターです。
バター本人も薄ピンクに染まってビューチフル。
絶対、オイチーに決まっている。
と、確信したんですけど、お味はビミョー。
ムム、ウムム・・

甘酸っぱい味を想像してたのに、酸味と塩味の違和感が口中に広がった。
想定外の味に、ベロは戸惑う。
フランボワーズは、通常、甘味とコラボされるモノゆえ、ベロの経験が無い味なんよね。

こういう初めての味覚は、マズイというより『何が起こったんかワカラン』と認識します、オレの味蕾は。
3~4口目からは、それなりに慣れてくるんだけどもね。慣れの問題?


このバターを女人にタトエたら、
もともとスゴイ美人が、めちゃ濃い化粧をした味。
何もしないほうがよっぽど(遥かに)綺麗なのに。
素のままのキミでいてほしい。


というわけで、バゲットには合わへーん~妖艶メイクがパンの風味を殺してしまう~ので、コレは単独で食べたほうがエエですわ。

最初は、酸味と塩気に違和感を覚えるものの、4口目あたりからは、主役のバタアが、違和感をマイルドに融合している事に気づく。
深みがあってオツな味、のよーな気がしてくる。
とゆーことは、妖艶メイクにヤラレているの?

レーズンバター、いうのがありますけど、ソノ感覚で、ブランディとかウヰスキーのアテにすると、相性グンバツ、と思いますよ。
たぶんな・・。


<PS>
料理用の生クリーム↓も、少し酸味があるんで日本人的には意外ダス。

↑スプーンですくうと、ポコっとアイスをすくったみたいになるハードタイプ。
逆さにしても垂れ落ちない。