1080.意外に売れてたブツの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

祖国はまたもや、連休なんだってネ。
正月ボケが抜けたところでリバウンド
明日の成人式に、YJ宛に誰からもお祝いが届いてないのもボケ戻り?

例年、旧成人の日(15日)前後はもれなく寒いそうだけど、温暖なニースも今週はグンと寒くなるモヨウ。
仏国って緯度が高い(=寒い国)なのに、”寒さ対策グッズ”が充実してないんよ。そんなもん開発するヒマがあったら、バカンスに出発しちゃう人ラだしね。
ま、寒いお国は、室内暖房にはヌカリがないんで、おてもとグッズの必要が薄いのもあるノカナ。

そんな中、意外に売れてたのがコレ(⇒)。レンジで温めるアンカ。
中がゲル状になってて、温冷両刀使いのシロモノ。5ユーロ。
日本だとチットモ珍しくないけど、私は3年前、ニースで発見し(ドイツ系スーパーで)嬉々として購入。
以来、冬の間中、愛用してたんですけど、この年末に、オダブツになったんですわ。
小さな穴があいてしまったんかして、プニョプニョだったのが日に日に弾力を失い、最期は、中身が、パラパラのコーヒー粉末みたいになって、屍と化した。

ご臨終の2日後、申し合わせように、まったく同じ商品が広告に出ていた。死に際も絶妙ザンス。早速、おニュウを買いに行ったら、まさか、広告初日のお昼前で、すでに”最後の1点”になっていた。
最後の1点がオレのものになったわけですけど、温暖なニースで、こんなもんに、そんなヨーケ、ライバルがいるとは予想だにしなかった。
ちなみに、もう1回り大きいサイズもあるんですけど、それでさえ、残り3点になってましたンヨ。
で、この”大サイズ”のほうを抱えてレジに並んでたオッチャンが、ツレのムッシュウに、『これ、めちゃええねん』と、”いかに優れた商品であるか”を滔々と説明していた。私以上に詳しかった。