759.カマンベールマフィンの巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 朝起きて、頭痛がするんで『風邪か?ホルモンか?』と思ってたら、翌日にはスッカリ治っていた。思案を巡らせてみると、頭痛の前夜に飲んだグラス2杯弱のワインが原因ダと気づきました。
ワイン2杯で二日酔いですからね、低燃費はおまかせ。日本は大雪で地球急冷化だから、CO2のほうの心配はもういいかな。
このワインはね、リキュールを買った際、オマケで貰った発泡性なんですけど、アルコール度数はリキュールと同じなのに、変に酔うわぁ。普段、ワインを飲みつけてないせいでしょうナ。
ソモソモ、仏国にいるのにワインも飲まず、フォアグラも食わず、地中海も堪能せず、生ける屍とは私の事だ、と誇りに思ってますけど、やっと、というか突然、カマンベール(苦手だった)を堪能したのよ。
いままでは、ピザに乗ってるチーズ以外は興味ナシで、チーズ王国にいながらムツゴロウ王国だったんですけど(わけわからん)、突然、軟派男子に目覚めたようなもの。ホルモンの仕業?
でもね、カマンベールも固体では食べないのよ、とろかせて食べるのみアル。
固形なら目もくれず、手もつけないのに、とろけた途端に好きになるっていうのは、どういう神経やろね。同一人物が、酒飲んでヘベレケになったところで、ガオーってやつ?
実際、チーズって、一旦とろかすと、固形の時には無かった味が出て、別人になるよね。チーズも潜在意識が出てくるのかな(わけわからん)
ともかく、今日は急に閃いて、カマンベールマフィンを作ったのだ。マフィンの生地に(砂糖は少量にして)、角切りにしたカマンベールをテキトーに放り込んで焼くだけ。オイチー!と自画自賛してますねんけど、日本じゃこんな贅沢な(勿体ない)使い方はできませんよね。
帰国中、友人宅で夕飯をヨバレた際、別の友人が『デパートの閉店間際に、チーズ盛り合わせが半額になってた!』とご満悦で持参したブツをみて、唖然としたのよ。薄切りのカマンベールとロックフォールとエメンタールとミモザ等が合計5切れ(薄氷5切れ)で、定価1600円。
仏国ならカマンベール丸ごと10個買える値段だ。
ニースでは、キッコーマン醤油が800円くらいしてて、買う気が失せるんですけどね。
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