496.女が反感を持つ瞬間ノ巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

今回のタイトルって、アクセス増えそヤロ?
フランス絵巻き以前、『恋人に冷める瞬間』という記事を、読者さんがコメントに載せてくれた事があったノ。記事を一読した際は、急に冷めるというより、ホントはジョジョに冷めてて、飽和量を超えた時に突然、嫌になったような
気になるだけちゃうン?と思ってたけど、考えてみると、好意をよせてる相手には、好意度が高いほど、作用反作用のホーソクで、期待を裏切られた時、急に『大嫌い!』という感情に占領されてしまう事はママあるね。わかり易い例だと、一般的に、日本の女人が男ハンに軽い反感を持つのは、女(自分)が嫌いなタイプの女を男が本気で絶賛してたり、男にだけ大モテするタイプの女の子を『めちゃキャワイーっ!僕、メロメロー』などと言うてる瞬間ダネ。鼻の下を伸ばしてる男ハンにはマッタク何の罪もないねんけど、女ラからすると『節穴(フシアナ)めが!偶像崇拝もエエ加減にしとくんなはれ』とイラっとくんねんナ。これも、別に何とも思ってへん男ハンが騒いでる分には痛くも痒くもないねんけど、恋しいキモチが芽生えてる男がそんな風だと、好意が底にあるだけに(嫉妬も手伝って)大嫌いになんねん。逆に、自分と似たような女を賞賛してる分には、自分が褒められたような錯覚を起こして、さらに大好きになろうってもんよ。さて、私のバヤイは。好きな人間のことは過剰評価する傾向があるんで、それが間違い(勘違い)とわかった時には落胆も大きいけど、男ハンに対しては、幻滅するというより、そんな男に好意を抱いた”私自身の見る目の無さ”に愕然とすんね。そんな男にノボセた自分を恥じるだろうよ。フランス絵巻き
シカシ男女とも、誰かを好いとー、と思うたとて、所詮、自分の勝手な幻想を好きになってるんやから、冷める時も自分の幻想に冷めるだけの事ヤンネ。この事を『目が覚める』ともいふ。