385.国境を越えるものノ巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 海を越えても同じ影響力を持つものにはイロイロあるけど、宗教と音楽はソノ代表例じゃないカシラ。えらい大仰な書き出しになっちやつたけど、今日、ニースの街ナカで、仏人のマドモアゼルとスレ違いざま、日本語で「チョト、スミマセン」と声をかけられたノ。道を尋ねなさるかと思いきや、彼女はおもむろに、バッグの中から『テロ』というドデカイ字が印刷されたキナ臭い日本語の冊子を取り出し、「アノデスネ、コレ、ご存じデスカ?今、世界では・・」という前口上が始まった。日本語めちゃ巧いねんけど、宗教の勧誘だったノネン。
「テロ?私、全然キョーミないねん。ごめんねぇ」と、穏便に冊子を仕舞ってもらったワ。
人によっちゃあ、世界で人が殺されてるのにテメぇは無関心でいいのかと力説しだす人もおられるけど、そうおっしゃる人の家庭こそハチャメチャだったり、子供が登校拒否になってたりしてるケースも多いわね。頭上の蠅を追ってからしてほしいわ。
でも自分の足元の問題が一番ムズカシーもんヨネ。
話戻しまほ。どこで何の宗教を信仰しようが各人の自由でござんすがフランス絵巻き 、海と人種を越えても同じ勢力のモノってスサマジイね。勧誘なさる人ラは異様にピュアーなお目目をしてる人も多いケドネ。