316.二面性の巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き ”表向きがパーフェクトな人”いうのはシバシバ怪しいネ。表に出てる部分が完璧な分、隠れた部分に闇がシッカリ存在してるワネ。大なり小なり、誰でも闇を持っておりますが、昨日のDSK氏 の場合は、完璧なエリート街道の裏に”歪んだリビドー”が存在していて、それがもう1人の自分の姿ですね。どっちも本当の自分なのダケド、作用反作用みたいな関係ナノヨ。それでフイに思ひ出スのが、ニースの近くにあるカップフェラという富豪地域。ロスチャイルドの別荘や、高級パラスが有名で、表の顔は庶民や成金の憧れのマトだったりしまんねんけど、裏の顔を知っている人は少ないかもしれません。その昔、ニースのアル宿(注:現在は別会社に変貌)に滞在していた頃、宿の経営者(典型的なドラ息子)がオモシロ半分に、カップフェラの”裏の顔”を見せに連れていってくれた事があるんでス。夜のカップフェラには『絶句』いたしました。ご存知の日本人の方もおられるかもしれんが、もし、ご自分で”オイラは異常性癖を持ってるカモ”と悩んでおられる方は、カップフェラのお山を”夜間探訪”なさると開花できるカモ(?)
私は偏見は少ない人間ですが、古い家に育った日本人なので、『これはついていけん』という世界でした。否定じゃなしに、ただ単に、私のキャパを超えておるのだ。
マァそんなわけで、何事ニモ、表の煌びやかな姿の分だけ、裏の姿が存在スというのは真理のよーな気がイタス。
フランス絵巻き PS/カップフェラのフェラ(ferrat)はラテン語の『原始のまま』『文明化されていない』を意味するラシイけど、原始=本能、野生という言葉に置き換えても、妙に(=裏の顔的に)合点がイクヨ。