こんにちは、フランチャコルタ地域大阪出張所のオッタンタセッテ-87-です
イタリア・フランチャコルタ地域から帰って来て、少し順番が交互しますが、今日は、現地で体感した ザ・フローティング・ピアーズ の記録です。
The Floating Piers とは?
ポリエチレンで出来た浮を沢山つなげ合わせた物です。
この浮桟橋を 大々的に作り上げ、ひとつの芸術作品としてしまった方がいます
それが美術家のクリストさんです。
写真:sbardolinistudiofotografico
出身は、ブルガリアですが、現在は、ニューヨークに住んでいるそうです。
クリストさんのThe Floating Piers の作品に興味がある皆様は、リンクからどうぞ。
http://www.thefloatingpiers.com/#introduction
さて、僕達が体感しに行った日は、友達の進言もあって午前5時から作品場所の出発地点の街スルツァーノへ向けて移動しました。
運良くすんなりとシャトルバスで街まで移動できましたが、すでに列が出来ているではありませんか...
しかし、待つこと40~45分程するとスタッフの人達により、浮桟橋の出発点まで誘導して下さいました。
まだ、お月様が出ている朝焼け前の時間からいよいよ体感です!
作品である浮桟橋は、けっこうな幅で下に支えが無いにもかかわらず、しっかりした作りです。
たまに連絡船などが通ると、波に沿ってゆっくり揺れていましたが、微々たるものです。
少しづつ夜が明けてきましたね
クリスト氏いわく、裸足で体感して欲しいという事などで、すでに裸足になっています。
なんか、合成写真みたいですね
左上ぐらいから光が見えてきました。
到着してから、白いポリエチレンの上に敷かれたオレンジの布が「まぁ、こんなものか...」ぐらいでしたが...
朝日が昇ってくると、オレンジの布に反射して、黄金色に見えてきました。
みるみると黄金色に変わっていく瞬間は、とても気持ちが良かったです
因みに、写真の時間で午前7時過ぎです。
進んで行くと、小さい島を囲った場所にたどり着きます。
この島を折り返し地点として、また引き返していくわけです。
普段は、見ている壁までが島部分で、中には別荘があります。
現在の持ち主は、鉄砲を作っている世界的に有名なメーカー Beretta ベレッタさんです。
もうすこし歩いてから、先程の小さい島より大きな島・モンティゾラ島からスルツァーノまでは、連絡船で戻りました。
普段は、この約30分おきに出ている連絡船が無いと島に行き来できません。
出発地点の街・スルツァーノまで戻ってくると、溢れかえるような人々...
朝の早起きがつらかったのですが、友達の進言を聞いておいて良かったと僕達も今回の参加して下さった皆様も納得でした
再びシャトルバスに乗り、僕達がお店をしていた街であるイゼオに帰ってきました。
はぁー、おつかれさまでしたと、お昼ご飯にしましたよ
一生の中でこの2週間しかない作品の展示を体感できて、とても良い経験になりました
もうこの作品がイゼオ湖(多分世界的にも...)で展示される事は無いですが、この観光地化されきっていない...田舎っぽさ、人懐っこさ、楽しさ、美しさ、癒し感 を再認識する事ができました。
このイゼオ湖畔に広がるフランチャコルタ地域...
美味しいワインが出来るわけです
美味しいスパークリングワインをお探しの皆様、オッタンタセッテ-87-でお待ちしています