しかしまあ、なんと言いましょうか。
和枝はんはまだ家の中だけでしたけど、世間には露骨に
イケズする人おるんやね。
その根性が凄いわ。
自分一人だけが思ってることやったらようせんと思うけど、
まわりも自分と同じ意見!とわかった途端に大きく出れるんかな。
闇屋を利用してたことが
ご近所さんにもどうやらバレため以子ちゃん。
婦人会での物資振り分けでも
あからさまなことされるようになりまして…。
「お宅は闇で都合できはるやろぉ~
」って、誰かさんに通報されてバレたんやから、
もうそんなにうまいこと都合できまっかいな!

イケズされてもグッと堪えるめ以子ちゃん。
お友達さん 「人の噂も75日。おさまるまでの辛抱やて」
「2ヵ月半も…、ですか
」そんなションボリな時にも近所のガキんちょは
おやつ求めて「ごちそうさぁ~ん」と調子に乗ってやってくる。
この中にはイケズ一味の子もおるんちゃうの?どうせ。
おったらおったで、ほんまムカつく話ですが!

(アタシが怒ってどうする!
)そんなところに、
家にいろんなモンがあるとわかった次男坊がやらかした。
「かっちゃん…、今日…、うちから小麦粉持ってった?」
「うん!
馬介さん、えらい助かったって
」そら、大助かりやろ…

親の心、子知らず…。
かっちゃん! 少しは空気読んでっ!

め以子ママが、家族みんなが生きてくための物資(食糧)を
一生懸命手に入れてきたのに、
「この人はほんまに私の味方ですか?」と言いたくなるような、
夫の"ごちそうさんは意外に渋ちん"発言。
暮らしに余裕がなくなると、心まで余裕がなくなる…とまで言う始末。
め以子ちゃんの判断でやってたこととはいえ、闇買いしてたことで
近所の風当たりが強いというのに、グサッとくること言うだけ言うて
そのくせ、地下室はしっかり修繕してくれるという…
「まあ、しゃーないですよ。ほとぼりが冷めるの待つしか」
どないやねんっ!

あと、あれはおもしろかった

婦人会への機嫌取りやないけど、金属を提供するというので
数あるお鍋類のどれか1つを出そうと決める時の二人のやりとり。
どの鍋も愛情たっぷりなめ以子ちゃん。
ほんまはどれも出したない。
で、悠太郎さんがイラっとするという…

二人の間(ま)がアタシ的にはグッド
でした
まあ結局のところ、鍋ひとつ出したところでさほど状況が
変わるわけでもなく…(たぶん)
ちびっ子ふ久ちゃん事件の時から何かとあったかも?な
ご近所さんに、やられたら
やり返す!な、倍返しめ以子ママ。
が、さすがにこれは決していい状態ではない。
こんな時代に心豊かにいることは難しいことやろけど、
それでも「貧しても鈍しない方法」を模索する。
事あるごとにちゃんと夫婦で話をしてるのはいいよね~

意外に広かった?な地下室は、西門夫妻の談話室にでも
なったのでしょうか

しかしそこ…、寒ないですか?








