うちの会社は、
もともと日本人が少数派ではありましたが、
ここ数か月でさらに日本人人口が減った事で、
最近は、日常の業務に加えて、
「翻訳・通訳屋さん」のような事を
頼まれる事も増えています。
かつて、ものすごく憧れて、
翻訳のコースに通ってみたり、
通訳トレーニングも2年くらい受けましたが、
こんなに日常的に
ホイホイ頼まれるようになると、
「私はこういう事がしたくて、
あんなに必死だったのかぁ、、、、」
となんだか不思議な気持ちになります。
しかも、
その都度結構時間をかけて、
頭もぎゅうぎゅう絞ってやっているのに、
(出来もなかなかだと思う)
和訳くらい、日本人ならできて当たり前
と思われているのか、
かなり気軽な感じでサクッと頼まれて、
「サンキュ!」で終わり。
仕事だからやって当たり前なんだけど、
やっぱり、翻訳とか通訳って、
勉強した事ない人には
その難しさはなかなか分からなくて、
そういう人たちにとっては
「その程度の事」なんだよね~、
と、ほんのり切なくもあり。
で、
私はこれを本業にしなくてよかった~、
と妙な安心を覚えます(笑)。
経理担当なのだけど、
通訳や翻訳をそこそこ頻繁にやったり、
近々営業にも駆り出される事になっていて、
「経理のほうをもっとしっかりやりたい、、、」
という思いも感じながら、、
目まぐるしい今日この頃なんだけれども、
英語と経理ができると
結構色んなポジションに挑戦できる
と、
信頼できる人にキャリア相談をした時に
アドバイスを頂いたので、
経験値を積むつもりで、
(たまにボヤキながらも)地道に励んでいます。
でもまぁ、時々こんな風に
バタバタ振り回されることがあっても、
子供の事を最優先させてもらえて、
それについてとやかく言われないのは、
ワーキングマザーとして
これ以上になくありがたい、
というのも事実であって。
忙しくて頭の中がワーーーーー!
っとなって気分が萎える事もあるけれど、
そんな時にはいつもその原点に立ち返って、
会社に対しての
「ありがとう」の思いを取り戻しています。
ここ1-2週間の働きぶりを振り返ると、
「私は一体何屋?」
となる瞬間も多々ありましたが(笑)、
裏を返せば、
あっちこっちで必要としてもらえる事は
ありがたい!
とも言えるので、
ここはひとつ柔軟に、面白がって、
過ごしていきたいと思います。