スペインでバカンス中に考える事 | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

フランスの義実家から車で移動して、
スペインに来ています。
 
毎年来ているスペインですが、
ここにくるといつも
「枠が吹っ飛ぶ」という感覚になります。
 
 
 
平日夜8時を過ぎても
家族でビーチでまったりしてたり、
(子供の寝る時間とか、夕食時間とか、
誰も気にする様子なく)
 
若くても老いてても太くても細くても
おなかがどうでも脂肪がなんでも、
とにかく何でも誰でも、肌をさらけ出し、
 
好みによっては上半身もハダカで、
ビーチを散歩したり、ゴロゴロしたり、
というのがフツーな環境。
 
 
子どもたちも色々分かる年になってきたので、
 
「お母さん、あの人、大人なのに、
おっぱい丸見えで歩いてるよ。へんだね(By娘)」
 
とか、
 
トップレスのカップルが
となりのパラソルでいちゃついているのを見て、
 
「お母さん、あの男の人、
女のおしり触った、変態だよ(By息子)」
 
とか報告してくるのだけど、
 
 
 
「そうだね~。
世界には色んな人がいて、
みんな好きなものが違うんだね。
あのひと達がおかしくて、変態なわけじゃないよ。
みんな好みはそれぞれだからね~。」
 
という話を子供達としましたが、
結構、これもいい教育の機会だな〜と思ったり。
 
 
「世界には様々な価値観があるよ」
 
と言葉で教えるより、
一目瞭然です。
 
 
 
昨日は夕食後、夜九時半までプールにいて、ふと
 
「こんな時間までプールだなんて。
日本だともう寝る時間なのに、、、」
 
という考えが一瞬よぎったものの、
 
周りを見渡すと、
ご近所さんもまだプールからにぎやかな声が聞こえ、
似たような感じだったので、「まぁ。いっか♪」となり、
結局子供たちをベッドに送り込んだのは、10時半。
 
 
「規則正しいこと」はいつも大事にしている
価値観ではありますが、
よくよく考えれば、
何が何でもいつもそうでなければない、
ということもなさそう。
 
 
 
こんな環境に身を置くでもしなければ、
きっと気が付かなかっただろうなぁ、、
と思います。
 
 
 
日本で暮らしていると、
どうしても価値観が偏ってきてしまうようで、
バカンス先で身を置く環境が、うまく、
「バランス調整」をしてくれていると気が付きます。
 
 
 
見て聞いて感じること、
環境から吸収する効果って
すごいな〜としみじみ。
 
 
 
基本要素が「真面目」な私だからこそ、
こういう時間は、大事にしなきゃなぁ、、、と、
自分の中で再確認中です。
 
 
 
カタブツな私を、まだまだ溶かしていきます。