普段インターに通っていて、
時々地元の公立小学校に通う
小1息子。
今週からまたインターに戻っていますが、
面白い発見がありました。
息子が日本の小学校に通った
一週間少々、ちょうど時期が、
「運動会練習の時期」
と重なっていました。
週4日、毎日一時間は
運動会の練習が組まれている
熱の入りようでした。
毎回ダンスの練習をしているようで、
日々「今日習ったもの」を見せてもらって
いたのですが、
一週間で驚くほどに上達していました。
しかし実は、
息子は、もともとは、
ダンスが好きじゃないタイプの子。
「うんどうかいのれんしゅう」と
時間割に書いてあったので、
走ったりするのかと思っていたら、
ダンスの練習が始まったとの事で、
「かなりがっかりだった><」
と、話していました。
それでも、
「え?どんなダンスだったの?
ちょっと見せて欲しいなぁ~^^」
と言うと、
「えっと、、、こんな、、、
だったかな?」
と、つれない表情で、
しぶしぶ~な感じで、
振りを見せてくれたのでした。
「ぜーんぜん、面白くなかった!!」
という感想を添えて(^^;)。
しかしですよ。
二日目、三日目、と進んで行くうちに、
「おかあさん、今日はね、
こんなところまで習ったよ!^▽^」
と、だんだん嬉々とした様子で
見せてくれるようになって!
歌も何フレーズが覚えていたので、
それを手掛かりに、
どんな踊りをやっているのかを、
探し当てる事ができて♪
動画を探して流してみたら、
「そうそう!これだよ!!!^▽^」
と、
今まで見た事ないくらいに
熱心に躍って見せてくれて、、、。
かあさん、密かに、
目が涙でにじみました(TーT)。
だって、
あまりにも可愛くて!!!!
(☆▽☆)
なんてったって、
息子のダンスなんて、
今まで一度も!
見た事なかったんですよね~。
歌ったり踊ったりが大好きな
妹とは違って、
「ダンスきらーい」なお兄さん。
「自主性に任される環境」で
育ってきているので、
好きではないダンスは、
取り組む機会がなかったのです。
でも実際、
「運動会の練習」という場で
お友達と一緒に習ってみたら、
だんだんと出来上がっていく楽しさ
みたいなものも手伝ってか、
少しばかり、「ダンスの楽しさ」も
感じられたのかなぁ、、、、
と思われる感じで。
言うなれば、
運動会練習を機会に、
息子は新たな世界を体験する事が
できたわけです。
この短期間で、
ここまで指導できる先生たち、
本当にすごいなぁ、、、と、
頭が下がる想いでした。
息子を通して
日本の公立小に対する見方が
かな~りひいき目になった私ですが、
その理由として、「運動会」は、
やっぱりかなり大きいです。
一方の、インター校。
今週から戻っていますが、
ちょうど面白いタイミングで、
一か月後の発表会にむけて、
「歌とダンスの練習があった」
という事だったので、
「え?こっちでもダンス?
どんなものだったか見せて~!!^^」
とワクワクして聞いてみたのなら、
びっくり。
「習ってない。
好きなように踊りなさい
って言われた~」
ですと(T▽T)。
いや、もしかしたら、
今日だけは「好きなように」
だったのかもしれないし、
まぁ仮に本番までずっと
「好きなように」だったとしても、
それもまぁ、驚きはしない(笑)。
そういうのもインターの「味」だから。
型をしっかり身につける。
模範を探すより、自身の創造性を!
どっちがいいとか、
甲乙つけるものでもないと思う。
でもね~~~~
でもね~~~~~
やっぱりこの流れで来られると、
まぁ、ズッコケた
よね~~~(^^;)。
ちなみに、職場にいる、
日本人家庭に生まれながら、
カナダ育ちの女性。
※彼女自身はカナダで育ったので、
日本語は完全に自由自在でありつつ、
「日本の学校」には、
そこまで馴染みがないそう。
彼女も今、
子どもを日本の小学校に
通わせていて、
今回の件について話したら
爆笑してくれて、
「カナダも何でもかんでも
『みんな好きなように~
楽しんで~』だったから、
日本の学校みたいに、
時に緊張感を持って頑張る経験って、
すごいいいと思う」
「日本の学校の、
運動会っていいよね~!」
という話で満場一致し、
大いに盛り上がりました。
その時々で、
「こっちの環境がいいなぁ、、、」
という思いは
どうしても沸いてきますが、
「全て都合よく」というわけにも
いかないものなので、
可能な限りのサポートをもって
出来る範囲で、
色んな環境を体験させて
あげられたら本望です。
子供が生まれてからずっと、
ゆるゆるとした環境の、
ゆるゆるとした行事ばかり
見てきた私は、
日本の運動会を目にしたら、
心が震えすぎて、
涙が止まらない可能性大です。
入学式の時、
「二年生からの音楽のプレゼント」
という出し物に感動して、
涙を流して隣の夫に笑われていたのは
私です(笑)。
とにもかくにも、
色んな環境を体験できる機会に
恵まれて、
それぞれのいいところに
気づける視点が得られている事に
心から、感謝!