インターと公立校「こんな所に差が出るのね~」な話 | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

普段インターに通っていて、

時々地元の公立小学校に通う

小1息子。

 

 

今週からまたインターに戻っていますが、

面白い発見がありました。

 

 

 

息子が日本の小学校に通った

一週間少々、ちょうど時期が、

「運動会練習の時期」

と重なっていました。

 

 

 

週4日、毎日一時間は

運動会の練習が組まれている

熱の入りようでした。

 

 

 

毎回ダンスの練習をしているようで、

日々「今日習ったもの」を見せてもらって

いたのですが、

一週間で驚くほどに上達していました。

 

 

 

しかし実は、

 

息子は、もともとは、

ダンスが好きじゃないタイプの子。

 

 

 

「うんどうかいのれんしゅう」と

時間割に書いてあったので、

走ったりするのかと思っていたら、

ダンスの練習が始まったとの事で、

 

「かなりがっかりだった><」

 

と、話していました。

 

 

 

それでも、

 

「え?どんなダンスだったの?

ちょっと見せて欲しいなぁ~^^」

 

と言うと、

 

 

「えっと、、、こんな、、、

だったかな?」

 

 

と、つれない表情で、

しぶしぶ~な感じで、

振りを見せてくれたのでした。

 

 

「ぜーんぜん、面白くなかった!!」

 

 

という感想を添えて(^^;)。

 

 

 

しかしですよ。

 

 

 

二日目、三日目、と進んで行くうちに、

 

「おかあさん、今日はね、

こんなところまで習ったよ!^▽^」

 

と、だんだん嬉々とした様子で

見せてくれるようになって!

 

 

歌も何フレーズが覚えていたので、

それを手掛かりに、

どんな踊りをやっているのかを、

探し当てる事ができて♪

 

 

 

動画を探して流してみたら、

 

「そうそう!これだよ!!!^▽^」

 

と、

 

今まで見た事ないくらいに

熱心に躍って見せてくれて、、、。

 

 

かあさん、密かに、

目が涙でにじみました(TーT)。

 

 

 

だって、

 

あまりにも可愛くて!!!!

(☆▽☆)

 

 

なんてったって、

息子のダンスなんて、

今まで一度も!

見た事なかったんですよね~。

 

 

 

歌ったり踊ったりが大好きな

妹とは違って、

「ダンスきらーい」なお兄さん。

 

 

 

「自主性に任される環境」で

育ってきているので、

好きではないダンスは、

取り組む機会がなかったのです。

 

 

 

でも実際、

「運動会の練習」という場で

お友達と一緒に習ってみたら、

 

だんだんと出来上がっていく楽しさ

 

みたいなものも手伝ってか、

少しばかり、「ダンスの楽しさ」も

感じられたのかなぁ、、、、

と思われる感じで。

 

 

 

言うなれば、

運動会練習を機会に、

息子は新たな世界を体験する事が

できたわけです。

 

 

 

この短期間で、

ここまで指導できる先生たち、

本当にすごいなぁ、、、と、

頭が下がる想いでした。

 

 

 

息子を通して

日本の公立小に対する見方が

かな~りひいき目になった私ですが、

その理由として、「運動会」は、

やっぱりかなり大きいです。

 

 

 

一方の、インター校。

今週から戻っていますが、

ちょうど面白いタイミングで、

一か月後の発表会にむけて、

 

「歌とダンスの練習があった」

 

という事だったので、

 

 

「え?こっちでもダンス?

どんなものだったか見せて~!!^^」

 

とワクワクして聞いてみたのなら、

 

 

びっくり。

 

 

「習ってない。

好きなように踊りなさい

って言われた~」

 

ですと(T▽T)。

 

 

 

いや、もしかしたら、

今日だけは「好きなように」

だったのかもしれないし、

 

まぁ仮に本番までずっと

「好きなように」だったとしても、

それもまぁ、驚きはしない(笑)。

そういうのもインターの「味」だから。

 

 

 

型をしっかり身につける。

 

模範を探すより、自身の創造性を!

 

 

どっちがいいとか、

甲乙つけるものでもないと思う。

 

 

でもね~~~~

 

でもね~~~~~

 

 

やっぱりこの流れで来られると、

 

まぁ、ズッコケた

よね~~~(^^;)。

 

 

ちなみに、職場にいる、

日本人家庭に生まれながら、

カナダ育ちの女性。

 

 

※彼女自身はカナダで育ったので、

日本語は完全に自由自在でありつつ、

「日本の学校」には、

そこまで馴染みがないそう。

 

 

 

彼女も今、

子どもを日本の小学校に

通わせていて、

 

今回の件について話したら

爆笑してくれて、

 

「カナダも何でもかんでも

『みんな好きなように~

楽しんで~』だったから、

日本の学校みたいに、

時に緊張感を持って頑張る経験って、

すごいいいと思う」

 

「日本の学校の、

運動会っていいよね~!」

 

という話で満場一致し、

大いに盛り上がりました。

 

 

その時々で、

「こっちの環境がいいなぁ、、、」

という思いは

 

どうしても沸いてきますが、

 

「全て都合よく」というわけにも

いかないものなので、

 

可能な限りのサポートをもって

出来る範囲で、

色んな環境を体験させて

あげられたら本望です。

 

 

 

子供が生まれてからずっと、

ゆるゆるとした環境の、

ゆるゆるとした行事ばかり

見てきた私は、

 

日本の運動会を目にしたら、

心が震えすぎて、

涙が止まらない可能性大です。

 

 

 

入学式の時、

「二年生からの音楽のプレゼント」

という出し物に感動して、

涙を流して隣の夫に笑われていたのは

私です(笑)。

 

 

 

とにもかくにも、

色んな環境を体験できる機会に

恵まれて、

 

それぞれのいいところに

気づける視点が得られている事に

心から、感謝!

 

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