日本であれば、国際結婚でも必要書類と婚姻届を出して、役所が受理すれば、結婚契約が成立し入籍となりますが、フランスの結婚は、日本のように簡単に成立しません。
知人の話はさておき、私は当時、フランス語が挨拶レベルだったので、結婚予定日までに公式翻訳者を探す必要がありました。
役所に聞けば、公式翻訳者の候補者リストをもらえました。
ただ日本語となると、かなり候補者が少ないです。
夫が数少ない公式翻訳者の方に電話をかけて、スケジュールの調整をしてもらいました。
その公式翻訳者の方がかなり遠方の方で、当日は片道3時間かけて来てくださいました
翻訳料金は約400€(約68,000円)+交通費がかかりました。なかなかの出費です。
そして、結婚前に証人申請もします。
新郎側、新婦側共に2人ずつ証人が必要です。
結婚予定の前営業日までに、誰が証人としてくるか役所に伝える必要があり、もし証人が変更になった場合は、証人の変更も伝える必要があります。役所の方には、証人はすべてフランス国籍の方を勧められました。
これらを経て、結婚当日。
Mairieの1室に参加者全員が集められ、結婚指輪を市長さんに一旦、預けます。フランス国歌を謳い、市長さんが結婚における法律を読み、それを公式翻訳者がカタコトの日本語に直してくださり、異議がなければ、結婚指輪を新郎から新婦、新婦から新郎の順番で装着。誓いのキスをして、婚姻証明書に新郎、新婦、証人4人、市長が署名し、家族手帳を配布されて完了です。
署名後に記念撮影タイムを設けられましたが、わが家のカメラマンは、お義母さんでした
日本人がイメージする結婚式はMairieでこれらの手続きを終えたカップル達がするのが一般的です。
私達は、結婚の儀式が平日の夕方スタートだったので、終了後は、参加者みんな小腹が減っていました
なので、結婚式ではなく、我が家でちょっと豪華なアペロをして解散というなんとも端からみれば気軽なものでした
それはそれで、楽しいひと時ではありましたが、産褥期の私は、アペロ中は、痛みや疲労感、息子の長時間に渡る授乳と闘っていました
この後、日本人の私は、日本領事館にフランス式の結婚を行ったことを知らせる必要がありました。
Mairieで作成した婚姻証明書のコピー、日本の婚姻届、また結果として授かり婚にだったので、私と息子の氏の変更手続き申請書(フランスでは、息子は父側の氏ですが、日本側では、未婚での出産だったために母側の氏でした。)を記入し、夫と私と息子のパスポートのコピー、戸籍全部事項証明(3ヶ月以内)、これらを2通ずつ用意し、日本領事館へ郵送(追跡必須)しました
また氏を変更したので、パスポートの氏変更手続き、結婚ビザ申請、健康保険の申請など・・・すぐにハネムーン旅行に行ける状態では、全くなかったです
フランスで日本人同士が結婚する場合もフランス方式での結婚になるので、必要書類は私達の2倍は必要です
フランス方式でどうしても結婚したいカップルはどうぞ頑張ってください
Bon chance
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