昭和のレコードアクセサリー | いい加減にしました!

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ふらんすばかの後悔日誌

自宅の骨とう品の一部をご紹介します。

レコード全盛期に販売されていた商品で、今見ると新鮮と感じるかな。

当時はいろいろなレコード関係のアクセサリーがあり

令和の時代にレコードを聴き始めた方は

再販して欲しい、なんて思うかもしれません。

 

最初に紹介するのは

 

自動レコードクリーナー Lo-D(日立) 多分5千円位

これはレコードの掃除機です。レコードプレーヤーにレコードを置き
右側の裏に穴が開いているのでスピンドルに差します。
真ん中右側やや中央のクロームメッキの細いスイッチを入れると動作します。
右側のサイドにある矢印は電池ケース、単三電池2本で駆動。
 
レコードをぐるぐる回りながら誇りをブラシで掃き出します。
アルメタ埃はこのグリルに貯まるので、捨てるのですが
本格的な掃除機ではないので埃が舞うのが欠点です。
引っ越し時に電池を入れたままにしたので
乾電池が液漏れをして現在は動かすことが出来ません。
 
次に紹介するのは静電気除去機 マクセル(日立) 確か6千円位
写真を撮って気づいたのですが、シングルアダプターが外れてますね。
これもレコードをプレーヤーに設置、真ん中上部の大きなスイッチを押す。
これもぐるぐる回りながら静電気を除去します。

 

真ん中のスリットの大き目の穴をスピンドルに差します。
真ん中あたりにローラーがあり、これがモーターで駆動されていて
レコードをぐるぐる回るんですね。
左上部のスリットからプラズマクラスターみたいな匂いと
青白い光が光って静電気を除去するのですが、動作原理が思い出せません。
 
しかもLo-Dとマクセルは同じ日立でなぜブランドを分けたのかも謎。
Lo-Dは日立のオーディオブランドでパナソニックのテクニクスみたいな感じ。
マクセルは日立のカセット部門で日立マクセルという別会社。
面白いのは当時はLo-Dの方が高級ブランドだったのですが
製品ではマクセルの方が高級感があるという不思議、なぜ?
こちらは単三電池4本駆動、モーターと静電気除去の回路で電力が多めに必要か。
 
次に紹介するのは電動針クリーナー、オーディオテクニカ 多分5千円位

スティック状でデザインが洗練されています、新幹線みたい

 

針先が見える様にライト付き、円形のブラシが行方不明
これは単三電池1本駆動で省電力設計。
 
最後に紹介するものは本体が行方不明なので、箱だけになってしまいます。
吸引式スタビライザー 値段はどうしても思い出せません、オーディオテクニカ

確か、2万円位だったような気がする。

これはプレーヤーのターンテーブルに置いてベースを敷いてレコードを載せ

スピンドルにプラグを指してマットとレコードの隙間の空気を吸い取って

真空にしてレコードを平らにするという力業のスタビライザー。

 

でもだいたい途中で空気が入ってしまって載っているだけになるのですが。

プレートは引っ越し前にはあったのですが、ポンプが見当たりません。

 

紹介したものすべてが使えないという状態で

私の管理が杜撰であることが露呈し、恥ずかしい限りです。

 

こういったアクセサリーはもう製造されることが無いと思うので

昭和の時代が色々なものに溢れていたことが想像できるでしょうか。

 

レコードのアクセサリー売り場は結構大きなコーナーになっていて

欲しいものがたくさん、お金もかかりました。

 

掃除機タイプのクリーナーはどこか作ってくれないかなぁ。

今の技術ならUSB充電で誇りを自動検知のオートストップ。

あっ、Lo-Dの製品は自分で止めないと電池が切れるまで回ってます。