レコード店でレコードを探す時は
思わず夢中になってしまいます、それは私も同様。
レコード店の多くは中古品を扱っています。
レコードの取り扱いにはコツがあり
また、CDには無い購入時の儀式もあります。
レコード店で困らない様にレコード初心者の皆さんに
気をつけて欲しいことをお話します。
①レコードの取り扱いは丁寧に!
レコードは大きいですし、重さも感じると思います。
多くの人はレコードを引き上げてジャケットを見て
レコードを戻しますが、この時にストんと落とさないでください。
古いレコードファンに多いのですが
職人みたいに凄いスピードでレコードの選別をしてますが
レコードに衝撃を与えてしまうと反ってしまったり
ジャケットを破損する恐れがあります。
特に中古レコードは一点物、丁寧に扱いましょう。
②レコード購入時の儀式、鍵盤
欲しいレコードが見つかりました! やったぁ!
レジへ行ってお会計をします。
この時にこう言われます。
『 鍵盤しますか?』
鍵盤は任意です。私は鍵盤をしないのですが
私が鍵盤をしないのはお店が買取時に行う鍵盤を
信頼しているからですが、面倒なのもあります。
ただせっかく苦労して見つけたレコードを再生して
音飛びしたら残念ですよね。
気になる方は遠慮なく鍵盤して下さい。
とはいえ、鍵盤ってどうやるの??
正直な話、鍵盤しても音飛びの原因は見つける事は出来ません。
鍵盤のコツ
鍵盤をすると伝えると店員さんはジャケットから
レコードを出してくれます。
レコードの盤面を渡されて鍵盤します。
鍵盤する際に見るべき点はレコードの反り。
レコードの反りは音飛びに繋がります。
特に輸入盤は反りが激しい場合が多く
洋楽を聴く人は注意が必要ですし、鍵盤をお勧めします。
レコード盤面
写真の様に埃がたくさんついているとお店の管理
ちょっと不安になりますね。
鍵盤して納得がいかなければその事を伝えて
購入をキャンセルします。
問題無ければそれを伝えて購入に進みます。
鍵盤と言われるとビックリするかも知れませんが
レコード購入では常識なので
むしろ鍵盤を聞かれないとあれ?っと思います。
これは昔、新譜のレコードであっても鍵盤していました。
なので80年代の大型レコード店のお会計は
とても時間がかかったものです。
③必要なら収納袋も購入しよう!
小さなレコード店では置いてないかも知れませんが
ディスクユニオンであれば外袋、内袋も販売しています。
レコード店の在庫の多くは糊がついた封筒の様な
ビニール袋なので家で再生、管理する時には
なかなか煩わしい。
数百円で購入出来るので、必要に応じて購入しましょう。
レコード用のビニール袋は専門店でないと入手できません。
レコード購入後はレコードを立てて保存しましょう。
レコードに埃は敵です、再生時には埃を取りましょう。
あなたが買わなかったレコードは
誰かの貴重なコレクションになるレコードです。
大切に扱うことでレコードファンがみんなハッピー!