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おすすめの邦画は?

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最近の映画は分からないので

思いっきり古いですが好きな邦画を。

『 太平洋奇跡の作戦キスカ』
1965年モノクロ、主演:三船敏郎

木村昌福提督率いる艦隊がアッツ島玉砕を受け
キスカ島守備兵5000人の救出作戦を
一人の死者を出さずに完遂した実話を元に
制作された映画です。

この作戦自体がかなり困難で不利な作戦でありながら

日本軍の損害は軽微(駆逐艦の衝突事故のみ)。

米軍は恐怖に駆られて同士討ちが多発

死傷者多数を出し、史上最大の無駄演習とまで揶揄された。

主演は名優三船敏郎さん、苦労した昭和の名優は

重厚感、オーラが今の俳優とは段違い。

日本男児こうあるべき、と思うほど

豪胆で沈着冷静、部下に気を配り人命優先。

要求した戦力も削られ、天候にも恵まれず一度撤退。

司令部からの猛烈な圧力や催促にも動じず

唯一のチャンスをものにします。

撤退を迅速に成功させるために武器は全て廃棄させた。

後にこの事が問題視されるが、結果、この判断は正しかった。

円谷プロの特撮も時代を感じる。

戦争映画では日本は悪役や悲惨な結末のものばかりだが

殺し合うシーンの無い戦争映画であり

こういう昔の映画を、しかもモノクロ映画を観るのも良い。

『 八甲田山』もお勧めなのですが、結構辛い結末。

北大路欣也さんの
『 天は我々を見放した』の名台詞。

高倉健さん、とにかくカッコイイ。
威厳があり寡黙でブレない。
理想の上司を挙げるなら高倉健さん。
八甲田山さんは父と観に行った数少ない映画なので
ちょっとした思い入れもあります。

高倉健さんは寡黙で人見知りのイメージかも知れませんが
とても気さくで優しさに溢れた方で
常に腰が低く、どんな脇役や新人、スタッフにも
優しく接し気を使う人だったそうです。
高倉健さんのそういった逸話は多く、どれも感動モノ。

また、高倉健さん主演の映画は名作揃いなので
『 幸福の黄色いハンカチ』
『 鉄道員』等、見直しても感動出来ると思います。

また、私は勝新太郎さんもすきで
『 座頭市』や『 兵隊やくざ』シリーズ
フランキー堺さん、渥美清さんの演じる車掌の喜劇。
渥美清さんは寅さんのイメージかも知れませんが
特急車掌の喜劇シリーズも名作揃いで笑えます。
フランキー堺さんなんて今の若い人は知らないかな。
笑いあり、涙ありの昭和の喜劇です。

ここまで書いてきて気付いたのですが
女優が一人も出てこない。
男ばかりの職場が多かったせいもあるのかな?