英文添削 | いい加減にしました!

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ふらんすばかの後悔日誌

昨日、職場の先輩から

外国人対応のスクリプトを作ったから添削して欲しいと

仕事では無い依頼を受けた。

今は暇な時期に入ったので快く引き受ける。

印刷された英文を見て思ったのは

『 PCの自動翻訳使わなかったんだ!』


ネットで単語を調べて作られた文章で

自動翻訳を使っていなかったのは意外だった。

直訳に近い文章を見て、懐かしい気持ちになった。

気楽な気持ちで始めたものの、やっていくと

何だかどんどん楽しくなってきた。

私は元々英語の先生志望だったので

添削しながらダメな理由や言い方のコツなども書き加えた。

気付くとボールペンのインクがダマになって机が汚れた。

それだけ沢山の事を書いていたんだな、と。


片手間で添削したので2時間ほど掛かった。

途中、仕事で面倒な事に巻き込まれながらの事。

私が先輩へ書類を提出、その後私の席まで来て

礼を言われてそれで終わりと思っていたら

再度、私のデスクに来て詳細な解説が勉強になった、と。

今の仕事で英語を使う事はまず無いのだけど

久しぶりにやっぱり英語が好きなんだな、と自覚した。


それにしても

私が英語ができると知っているのは極小数と思っていたが

意外にも知れ渡っているようだ。

大阪弁の話好きのオッサンがまさかのって

ギャップがあるからなのかな。


新卒で入社した会社はとあるメーカーで業界2位、

そこの貿易部で働いていたが、当時の上司には

私の英語力は全く評価されなかった。

上司は英語が出来ない人で一般の人よりマシな程度だった。

私に与えられた担当地域は東南アジア、中南米にアフリカ。

売上がない所ばかりで英語のネイティブの国がほぼ無い。

英語が母国語では無いのでわかりやすい英語で文章を作った。

上司は『 俺でもわかる程度の英語しか出来ない奴。』と

そう思われていたようで、それについて私は弁明する気もなかった。


上司に恵まれ無い時代の幕開けだった。

私も従順では無く、よく反論、意見具申していて

実際、疎まれていたのもあるだろう。


何だかまた英語を使える仕事に戻りたいな、

などと考えながら私の短い将来を考えてみる。