日本ではあまりポピュラーではないのですが、私の好きなデザートベスト3に入る
ババ・オ・ラム
お酒の効いた大人のスイーツです
ブリオッシュのようなスポンジにラム酒を染み込ませて、生クリームをつけて食べるのが基本ですが、
レーズンが入っているものもあります。
サヴァランと呼ぶこともあります。
持ち帰りケーキ店でも売っていますし、レストランのデザートメニューに載っている場合もあります。
甘すぎず、ほどよくラムの香りとアルコールが効いていて、紅茶ともお酒とも相性がいいスイーツです。
⬆︎これは、パリ7区のビストロ、ラフォンテーヌドゥマルス(La fontaine de mars)のババオラムです。
ラム酒を瓶ごと持ってきてくれて、好きなだけかけることができました。
ここに、シャンティ(生クリーム)を乗せて食べます。
あらかじめクリームをたくさん載せてくるお店もあります。
その起源はポーランドにあると言われています。
フランスでは、パリのモントルグイユ通りにある老舗パティスリー「Stohrer ストーレー」がババオラムの発祥と言われています。
ストーレーでは、形を丸くしてラム酒漬けレーズンとカスタードクリームを入れたアレンジ版「アリババ」も美味しいですよ⬇︎
でも、実はフランスにおけるババオラムの始まりは、ロレーヌ地方のナンシーだとも言われています。
ポーランドが起源なのだったら、こちらの方が信憑性が高いかな
ナンシーでの食リポはこちら⬇︎
https://ameblo.jp/france-mei/entry-12357547203.html?frm=theme
最近は、日本のケーキ屋さんでも見かけることがあります。
結構アルコールが効いていることが多いので、運転するときはダメですね。あっ!子供もダメ。
アルコールの効いたスイーツは、フランスらしいですけれど。
そういえば、先日喫茶店で食べたアイリッシュコーヒーゼリーは、日本では珍しくウイスキーをしっかりと自分でかけるタイプでした。美味しかったです