さて、前回のブログで、
フランスのここっとガーデンの話が出ましたので
6年も前の出来事だけど
昨日のように思い出せる
庭がくれた贈り物
の話をしたいと思います。
この前ご紹介した白い鳩の話と
同時期にここっとさんの身に起こった
不思議な出来事です。
その日はここっとさんの誕生日でした。
実はね、ここっとさん、
13年にわたる結婚生活と
10年のフランス生活にピリオドを打つことを
誕生日の日に決めたんです。
区切りのいい歳を迎えたその日、
そんなキッカケがないと取れないほどの
重い決断でした。
日本にいる両親にその旨伝える電話をした後
泣きながら庭に出ました。
一番大好きで一番心が落ち着く場所は
大切に手入れしていた
ここっとガーデン
だったんですよ。
いつものように草花に心を癒されながら
庭を歩くと・・・
四葉のクローバー
がぱっと目に飛び込んできました。
本当に、それだけがいきなり見えたんです。
不思議でした。
あれ、と手を伸ばすと
四葉のクローバーが次々と見つかって・・・
その時だけで6つも・・・
その時の画像を見つけました。
過去ログからです。
ブログってこういう時に便利・・・。
9年間毎日のように庭に出て、
クローバーが生えていることも知ってたし
その場所を見たことも何度もあったのに
不思議ですよね。
その日に限って。
それから庭に出る度に
四葉のクローバー
が見つかるようになって
その度に本に挟んでいきました。
これがその四葉のクローバーたちです。
この記事を書くに当たり、
本から出して、並べて写真を撮りました。
・・・ここっとさんが帰国したら
庭を世話する人は誰もいなくなって
荒れ果ててしまうことはよくわかっていました。
本当に本当に大切にしていた庭でした。
帰国を決意した後庭に出たとき、
庭と、大切にしていた草木に
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そんなここっとさんに
庭が「いいんだよ」と
言ってくれたんじゃないかな。
とその時思いました。
今思い出してもそうとしか考えられません。
ここっとさんは自分らしく生きるためには
日本に帰ってくる必要があった。
庭もそれをわかって旅立ちを祝福してくれたように
感じられました。
だって、9年間の間、時間さえあれば庭にいたのに
その日までは四葉のクローバーなんて
一本も見つけたことなかったんですから。
ここっとガーデン
は春にはアプリコットの花が咲き
沢山の実がなり
この木は長男Ｓくんの誕生を祝って植えた木でした。
切株も庭のオーナメントとして活躍し
枯れ木に花を咲かせましょう計画。ズッキーニ黄色は葉もきれいなんですよ。
壁や柵も立体的に使って
地面につけてしまうとフランスの底冷えでやられてしまう
バジルやスイートマージョラムはこの方法で育てていました。
どこを見ても食べられる植物がいっぱい！
このグリーンピースは生食用で、すごく甘いものです。
子供たちも大好きでした
イースターにはあっちこっちに
チョコレートの卵やチョコレートの兎が出没し・・・
ここはハーブと小さな野花が混ざったロックガーデン
子供たちが大喜びで探し回り
ベリーもたわわに実り
ローガンベリー
本当に本当に
いい庭でした。
ブラックベリージャンボ
冬は小鳥たちの楽園だった庭
窓から小鳥たちの姿を眺めて癒されていました。
そんなここっとガーデンが
フランスを去るここっとさんに
くれた贈り物が
四葉のクローバー
だったのだと思います。
ここっとさんが幸せの白い鳩を拾ったのは
この数日後のことでした。
幸せの白い鳩についてはこちら
このころは本当に
不思議なことが立て続けに起こりましたよ。
実はもう一個すごいのがあるんですが、
それはまた別の機会に・・・。
クリックよろしく！
写真の子供たちが小さくて
可愛くて笑えた。
いろんなものを
庭でつんでたべたこと
子供たちも覚えているみたいですよ。
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