ブログネタで
「飼ったことがあるペット」
というのを見つけました。
いい機会なので、白い鳩の話をしましょう。
今から6年以上前の5月半ば・・・
そのころまだここっとさんはフランスにいました。
といっても、その1週間ほど前に
夫との結婚生活をあきらめて
子供たちと日本に帰国することを決断したばかりでした。
人生で一番つらくて暗い時期だったんです。
その日は土曜日で、
5月にしては日差しが強いお天気でした。
同じ通りにすむ男の子の誕生日パーティーに
招待されていた
Ｓくん（当時8歳になったばかり）と
Ｙくん（もうすぐ6歳だった）
の手を引いて
外に出たら・・・
Ｓくんだったか、Ｙくんだったか・・・
たぶんＳくんだったでしょう・・・・が
「ママン、白い鳥がいるよ。」
と言いました。
（そういえば、当時はままではなくママンだった。
フランス語のmaman)
「そんなのいるわけないじゃない」
と見た先には・・・
一羽の傷ついた白い鳩が
うずくまっていました。
鳩は背中に傷を負っていました。
「助けてあげて」
という子供たちの手前、
どうせ逃げるだろうと思いながら
手を伸ばすと・・・
よほど弱っていたのか
白い鳩はおとなしく
ここっとさんの手の中に・・・
逃げられるのを前提に
手を伸ばしただけだった
ここっとさん
むしろ驚いて
どうしようか困った
。
でも胸に抱いた白い鳩は
小さくてあったかかった。
心にぽっかり穴があいていたここっとさんには
幸せの白い鳩
が幸せを約束しにきてくれたように
感じられたんです。
日本に帰る決断は間違ってないよ。と。
その前からずっと鳥は好きだったけど
たぶんこの出来事が
ここっとさんを鳥と生きる人にしたんだと思う。
こうして、白い鳩は
フランスからの帰国を2か月先に控えた
ここっとさんのもとにやってきました。
一回で終わらなかった…。
つづきます。
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6年たってやっと
この時期のことを書けるように
なったって感じ。
実はこの時期、
ここっとさん、この鳩を含め
いくつか不思議体験をしているんですよ。
おいおい書きますが・・・。
魔女のことりや
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