病み上がりの登山(高畑山➪溝干山➪小笹山➪一里山➪長峰➪旧東海道経由鈴鹿峠) | 愛すべき日々

愛すべき日々

孤高のバイク乗り

 

コロナ療養していたら季節が春になっていた

 3月最終日。そして定年退職を迎えた。

 病み上がりを考慮して比較的初心者向けの行程を選んだ。高畑山は一度登頂経験があり、その先は未知数。リハビリも兼ねて周回コース。

 まずは登山道入り口。入口すぐに田村神社の跡地を横目に鏡岩へ。時計は8時を指している。

 

 上り始めて1時間。最初の難所ナイフエッジに到着。ざれた花崗岩の尾根がむき出しになっている。

 

 上り切った遙か後ろに鈴鹿連峰が見える。今日は黄砂の影響で遠くの山々は霞がかかっている。

 

 高畑山東峰からみた南の山々。津、布引山系 紀伊山地へと続く。

 

 9時20分高畑山登頂。2020年高校総体の登山部大会コースとなったトレイルを今日は辿っている。登山口から80分。予定通りの時間に到着するも、体感的には相当きつい感じがした。やはり病み上がり、3週間ぶりの登山はきついものだ。さあ、ここからさらに先へ歩を進めるぞ。

 

 高畑山から12分ほどで到着。アップダウンを繰り返す。

 

 溝干山から坂下峠をまで、どんどん下る。大きく崩れたガレ場に到着。ここが坂下峠の分岐点。今日は那須ケ原山方面を目指す。那須ケ原山には行かない。油日岳を上るときに併せて登りたいものだ。

 

 分岐点を過ぎると長峰へ向けた尾根筋をひたすら下る。その途中小笹山を縦走。

 

 眺めの良いポイント。今日縦走してきた尾根筋を復習。

右から高畑山東峰➪高畑山➪高畑山西峰。そのあと溝干山。

いつもながらすがすがしい気持ち。

 

 そうこうしているうちに一里山。スギ林が続き、鼻がムズムズ。花粉症の症状。

ここらあたりは杉の間伐が定期的に行われているようだ。しっかり林業が行われている。

 

 国道一号線の分岐点を超えて長峰に到着。ここから一気に急坂。国道一号目指して下る。

かなりの急坂に足が悲鳴をあげる。

 

 国道一号線を渡ると、そこには静かな旧東海道があった。

最後は、旧東海道の石畳をひたすら上る。平安時代から東の箱根、西の鈴鹿峠と難所の代表格だった鈴鹿峠をしのびながら登った。片山神社に立ち寄る。誰もいない道。ウグイスの鳴き声だけが聞こえる。やっぱり歩くっていいね。

 

1403㌔カロリ。20,232歩 12.83㌔㍍ 273階段