DVの父親って
沖縄から千葉に引っ越してきて、数か月で、学校にも、児童相談所にも助けを求めていたのに、結局だれも本当には助けてくれなくて、学校側さえも、DVの父親の剣幕に屈して、秘密を守るはずが守れず父親に娘の助けて!のサインを知らせてしまうなんて・・・。後から、母親も逮捕されていたようですが、あの奥さんも、身動き取れなかったのか、親類が警察にDV被害を訴えていたようですね。奥さんは犯人の父親より10歳年下だとか・・・。きっと、子どもを折檻しているとき、止めに入ったりしたら殺されかねない状態だったのかな。それでも、母親が、苦しんで被害にあっている娘を、見殺しにしちゃいけないんだよなぁ。生活力もない母親だったのかな…とは思うけど、できれば、こんな不幸が起こる前に、子どもを連れて、安全な場所に逃げて欲しかった。そういう判断もなくなるくらい、精神的にもかなり影響を受けていたんだろうけどね。児童相談所も、ものすごい件数抱えていて、なかなかこなせる仕事量ではない・・・とも。でも、弱者の子どもの命がかかっていることなのに、それでいいのだろうか?福祉に金をかけない国は、国民を大切にしない国…だと思うけど。もし、万が一、どこかに「自己責任」なんて考えている人がいたら、ちょっと待って!と言いたい。母親は、子を守る義務があるけど、理想通りにできない人も、もっと弱くて誰かの助けを必要とする人もいるんだってことも、わかってあげて欲しい。だからこそ、そういう人たちのために、DVシェルターや、警察や、児童相談所が、ちゃんと機能して欲しいのですよ。また、なぜ人はDVをしてしまうのか?についても、もっと研究が進んで、治療の方法が見つかっていくと良いなぁ…と思う。まずは、被害者を出さない!DVを続けさせない社会を作って欲しい。DVという行為が、いかに人として恥ずかしい行為か?ってことを、一人でも多くの人に理解して欲しい。