将来FS-A1STのFDDをベルトレスドライブに交換するときに備えて、動くかどうか確認しておくことにしました。

 

交換候補はYD-702D-6537D(以下、「6537D」)です。

 

〇6537Dの制御基板

 

6537Dの制御基板の全景です。

手前についているのが自作の変換基板です。

 

右上のほうにHD検出スイッチがあります。

 

〇6537DのHD検出スイッチ

 

赤丸の部分が制御チップに繋がっています。

パターンを辿っていくと。

 

〇6537Dの制御チップ周辺

 

上の写真の赤枠にある「P9」とシルク印刷がある0Ωのチップ抵抗にたどり着きます。

このチップ抵抗を通してBU6108Kの24pに繋がっています。

 

このドライブでHDスイッチの足が露出していたおかげでBU6108Kの24pがHD検出端子になっていることを確認できたので、FS-A1WSXで交換したYD-702D-6037DのHD検出スイッチを無効化することができました。

 

さておき。

6537DでもおなじようにHD検出スイッチを無効化します。

このドライブではジャンパを経由して接続されていますので、このジャンパを外せばHD検出スイッチを無効化できます。

 

〇HD検出スイッチ無効化後

 

P9のジャンパを外しました。

私の場合は元に戻す必要ができたときに再利用できるように、足の片方だけ半田付けしてチップ抵抗を残してありますが、再利用を考えなければ捨てちゃって構いません。

 

次にREADY信号への切り替えです。

 

〇DC/RY切り替え部分

 

赤枠の0Ωのチップ抵抗は上にシルク印刷があるとおりDC(DiskChange)信号を選択しています。

このチップ抵抗を外してRY(Ready)信号側に移設します。

 

〇チップ抵抗移設後

 

赤い矢印のように(ちょっとわかりづらいかな…)チップ抵抗を横方向に変えるだけです。

 

K-ichiさんのサイトの情報によるとTurboRではフラットケーブルにDC信号も出ているらしいので、チップ抵抗の移設で34番ピンに出力されなくなったDC信号をラッピングワイヤーで6番ピンに接続しました。

自作の変換基板で6番ピンの出力をフラットケーブルの24番ピンに出力するようにしてありますので、K-ichiさんの記事にあるピンアサインどおりになっているはずです。

 

ちなみにFDDの34ピンコネクタの6番ピンは一般的に(というより5インチFDDのころ?)はDS3信号になっていますが、PC/AT互換機向けの3.5インチドライブではNC(NonConnect)になっていることが多いようです。

6537Dもご多分に漏れずNCだったので、DC信号の出力に流用しました。

 

FS-A1STにつないで動作確認を一通り行いましたが問題なく動作しました。

 

◇◇◇

 

これで動作確認はおしまいです。

元のFDDに戻そうと思ったんですが、ふと試しに6537DをFDDマウンタに当ててみると、FS-A1WSXでも折り取った突起を同じように折り取るだけでFDDマウンタに載せることができました。

ここまでやったんならもう最後までやってしまえ、とFDD交換までやってしまいました。

 

◇◇◇

 

入手した6537Dは元々シャッターのみのフロントベゼルだったのですが、イジェクトボタンが妙に長く、メディア未挿入状態でもイジェクトボタンが筐体から突出してしまいます。

これだけは少し残念です。

実用上は問題ないですけどね。

 

以下、個人的備忘録

ジャンパ設定は以下の通り

DS0:ショート

他はオープン