今日はメンテではなく、ちょっと遊んでみました。
○PC-8801FHの3.5インチ化
PC-8801FHを3.5インチFDDに換装してみました。
本体のフロントベゼルとFDDのフロントマスクは経年劣化で同じような色合いになっていますが、それに比べて3.5インチドライブを5インチベイに載せるために買ってきた3.5インチ→5インチマウンタのフロントマスクが白すぎますね(苦笑
なお、本体の右側に積んであるのが元々載っていた5インチFDDです。
○FDDの動作確認1
動作確認のためにシステムディスクのユーティリティを使ってディスクコピーをしてみました。
まずは物理フォーマットです。
3.5インチのシステムディスクは、ドライブ1を5インチ、ドライブ2を3.5インチの状態にして5インチの(つまり本来の)システムディスクをコピーして作りました。
○FDDの動作確認2
物理フォーマットは無事に終わって、トラックコピーが始まりました。
ちなみに、FHのシステムディスクにあるディスクユーティリティ(dskut2.j88)は本来640ドットx200ラインモードで表示しますが、写真にあるディスクユーティリティはちょっと機械語ファイルを改造して640ドットx400ラインで表示するようにしてあります。(オリジナルのあの縦に間延びした表示が嫌いなんですよね…)
○FDDの動作確認3
トラックコピーも無事終了して、ディスクコピーが完了しました。
無事動作しています。
◇◇◇
使用しているのはY-E DATAのYD-702Dです。
このドライブは34ピンにREADY信号かDISK CHANGE信号のどちらを出力するか選べます。
今回は2DモデルのFHだったので、FDDをREADY信号出力に設定して、メインボードとFDDの同じピン番号を直結するケーブルを両端共にMILスタンダードコネクタで作成するだけで動きました。
FDDのHIGH DENSITY検出スイッチを無効化していないので、2HDのメディアを入れると誤動作すると思われます。
88用のドライブは2D/2DD/2HD切り替え関係の信号が少し特殊なようなので、単純に直結または無接続というわけにはいきそうにありません。
また、88シリーズの2D/2HD兼用ドライブは2Dモードの回転数が300rpmではないという情報もあります。
このあたりをもう少し検証したら、2D/2HD自動切換え対応のMHモードも試してみようと思います。
とはいえ、実用性は皆無ですね(苦笑
【1/8追記】
MHモードも動きました。記事はこちら。
【1/8追記終わり】
以下個人的備忘録
FDDのジャンパ設定はどちらのドライブも
IF:オープン
T2:ショート
H2:オープン
H4:オープン
DC:オープン
DC2:オープン
RY:ショート
DS0:ショート
DS1:オープン