すこし前に、市内の某所を歩いていた時に見かけた看板のお話。
チカン注意の看板
名神高速の高架下にあった2つの看板。
右側は、この場所が駐車禁止場所であり駐車しないよう訴えるもの。
そして左側が今回のネタになる、『チカン注意』の看板です。
年季の入ったようにお見受けするこの看板、文字が薄い割には絵は比較的はっきり見えています。公衆電話ボックスに何か言いながら駈け込もうとする、“The 昭和”ルックスの女性。
まず、“公衆電話”というだけで哀愁漂い始めます。
公衆電話の数が減っていることは、以前に当ブログでも触れたことがあります。
そうそう、公衆電話と言えば上記サムネイルに写る緑電話ですね。
それに対し、看板に描かれている電話機は黄色。
哀愁度合いが一気に高まります。
“黄電話”かぁ。そういや昔ありましたね~ ← 世代即バレ
Wikipedia先生によると、黄電話は1995年に廃止されたそうです。
もう30年も前になるのですか・・・
女性は何を言っている?
そして少し気になる、女性の吹き出し。
何が書かれているのか見てみると。
110番
黄電話の公衆電話が登場するぐらいですから、携帯電話やスマホなんて無い時代です。公衆電話から110番するしかありません。110番して警官が来てくれるまで、この女性がどうすべきか心配なところが残りますが・・・
あ、そうそう。
“そんな短いスカートで外に出るからそりゃアンタ・・・”なんて発言した日には、この時代大荒れになり兼ねませんのでお互い注意しましょう ← 昭和世代向け(謎)
看板下部の文字は判読できるのか
そしてもう一つ気になる、看板下側の文字。
最初の画像では「思ったら110番」は解読できます。
その列の右側に文字が2列ほどあるはずですが、薄くなりすぎて判読しにくくなっています。
何とか判読できないか、画像加工(ネガポジ反転)してみましょう。
真ん中の列で、“てな?と”の文字が浮かび上がって来ました。
○○…○○
○てな?と
思ったら110番
“て”の前の文字が判れば、最初の列の文字も推測できそうな気がします。
何となく、“は”か“ほ”、“ま”が入りそうな気がしますが、結論には至れそうにありません。
断片情報にてネットに頼る
やむを得ません。
判定した文字だけで、Google先生に聞いてみましょう。
きっとどこかで同じまたは類似の標語が出ていて、ネットにも挙げられているでしょう。
かたかたかた・・・えいっ(Enter押し)
見付からなんだ・・・
上記では“はてな・・・”で検索してますが、“ほてな”“てな”そして“まてな”でも同様でした。
というわけで、今回は判読不可という結論としました。
もう一回現地へ行って、間近で見てみようかな。
「あ、お巡りさんでっか」
「看板にへばりついて、じろじろ見ている怪しいにいちゃんおるで」
おっさん、チカンと違うから110番するのやめて~!!