Webサイトの構築でここ数年「Webフォント」の名前をよく見かけており、Webサイトを触っている関係もあり少しだけ気にしています。ただ、個人サイトにそこまでパワーかけなくてもいいかなぁっていうところで落ち着いてます。「それってなに?」と思われる方は、ググってみるのも良いかと思います。(説明回避・笑)

 

そんなわけで弊サイトはまだ「システムフォント」利用なのですが、一応CSS(カスケード・スタイル・シート)にて「ヒラギノ角ゴ」と「メイリオ」を指定させてます。フォントによって文字の改行位置が違ってくることが多く、ひどい場合はページのレイアウトまで影響を与えることが経験上あったため、指定対応としています。

 

そのうち「ヒラギノ」について、名称が京都の地名から来ているということは有名な話かと思います。しかし、個人的にはこの「ヒラギノ」という場所を訪れたことがありません。たまたま昨日(2021年3月20日)に京都駅近辺へ献血へ行ったついでに、同地を散策してみようと考え実行に移しました

 

まず、「ヒラギノ」の場所を地図で見ておきましょう。

 

 

「ヒラギノ」は漢字表記で「柊野」となり、京都駅のほぼ真北、鴨川が京都盆地へ流れ出る辺りにあります。京都盆地も結構広いこともあり、京都駅から柊野まで歩くのは一般人としては遠慮したい距離です。献血直後ということもありますので(汗)。

 

前日に地図と睨めっこしながら、京都駅から地下鉄に乗車し、鴨川にほど近い北大路駅で降ります。そこから鴨川を遡り目的地である柊野を散策し、少し山手を回り叡山電鉄の市原駅を目指すコースを設定しました。地図で示すと下のようなルートになります。さて、何か撮れるか?

 

 

献血を終えしばし休憩を取った後、予定通り京都駅から北大路駅へ向かいました。同駅より鴨川に沿って、例年より早く咲き始めた桜の花を見ながら心地よく歩きます。今はまだ心地よい日差しが届いていますが、午後からは雨が降り出すという天気予報になってました。桜の花は別の機会にして、先を急ぎます。

 

御薗橋で鴨川を渡り、上賀茂神社前を横目に更に北上。しばし進むと「柊野別れ」交差点に到着します。この辺りより北側が、いわゆる「柊野」と呼ばれる場所だそうです。

 

 

街並みは落ち着いた感じで、町屋が並ぶ市内中心部とは異なる雰囲気。別に「柊野独自」というような感じも受けず、普通の静かな街並みかなぁと。スーパーやコンビニ等もほとんど見かけません。

 

 

さて、承知の上で現地に向かっているのですが、正式に「柊野」という地名は存在していないそうです。確かに現地で住所表記を見ても、「柊野」の記載はありません。福祉サービスの車には「柊野」と書かれてますが、住所は「上賀茂馬ノ目町」となっており「柊野」の文字は含まれてません。

 

 

しかしながら、この先に「柊野小学校」があるのも承知しています。できれば“かな”か“ローマ字”を含めた「柊野」記載があれば、贅沢言えばフォントもヒラギノであればベストなのですが(笑)。

 

というわけで、小学校へ向けて歩を進めます。

 

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