藤田裕子です。
今日は「おだし」のはなし。
朝から、埼玉県和光市にある
かつをぶし専門店 池田屋さんに伺ってきました。
小５になる我が娘は、何をかくそう
「だしマニア」
昆布と鰹節で丁寧にとったおだしを何杯もおかわりしたり、
まだ、２歳くらいのときに、連れて行ってもらった料亭で、
刺身は食べないのに、だしのきいたお吸い物と茶碗蒸しだけは、
他の人の分まで催促して欲しがった正直者。
顆粒だしを使っていた頃は、スルーだった食事も、
たまに丁寧にだしをとると、
「今日はだしとったでしょ！？香りが全然ちが～う！！」
とおかわりをします。
そんなだし好きの娘のために、１年ほど前、鰹節削り器を購入しました。
最初は削りたての鰹節の香りと、うまみの強さの虜になり、
「しゅっしゅっ」
としていたのですが、なかなか、薄くて長いものが削れず粉々
そのうちにうまくいかないことがいやで、削り器、眠らせていました。
が、このたび今発売中の、
「エッセ１月号」
の中で、女優の菅野美穂さんがマイ鰹節削り器を調整してもらい、削り方を習う、
という記事があり、そこでお手伝いをなさった、池田屋さんに伺うことになったのです。
調子の悪かった自分の削り器の相談に丁寧にのっていただき、
削り方で教えて頂きました！！
優しいご主人
私も挑戦！！
「あれ、粉々（笑）」
鰹節を削るときのコツは
「程よく力をかけつつ、削る面を広くしすぎないよう気をつけて、頭の方から削る」だそうです。
「鰹節を温めてから削る」と削りやすいようですよ。
刃の調整はホントにコピー用紙一枚分、もう、出てるか出てないか、くらい。
刃が出過ぎると、粉々になるそうです。
イメージでは厚く削れそうですが（笑）
ご厚意で、刃の相談にのって頂き感謝感謝。
また、活躍できそうです。
そして、こちらが戦利品。
女将いちおしの食べる削り節は、かめばかむほどかつおぶしのうまみが広がり、
ずーっと口に含んでおきたいおいしさ
子どもたちも喜んで食べました。
こんな風に説明やレシピもつけてくださいます。
私たちが買い物をしている間に、
「６歳の娘がサンタさんからのプレゼントに鰹節削り器を欲しがってる」
というお客様が来店されていました。
なんて、素敵な話だろう！！と思ってしまいました。
きっとお母様、丁寧な暮らしをなさっているのでしょうね。
素材の味を活かす、とかからだに良い無添加のもののよさとか、
母である私たちが伝えていくべきことなんだろうな～と、心に思いました。
市販品の裏をみると、正体不明のものが多くて怖くなります。
こちらのかつをぶし 池田屋さん
だしを通じて、子どもたちの食育活動にも力を入れてらっしゃるそうで、
いつか、「うちの教室でもコラボレッスンとかできたらいいな～」、
とか思ってしまいました。
鰹節とパン。
「発酵つながりですね」
と言われました。
あ、確かに（笑）
お店では、美人で有名な女将さんも丁寧にだしのことを
教えてくださいますよ♪
月に１回ほどは青山ファーマーズマーケットにも出店されてらっしゃるようなので、
興味のある方はのぞいてみてくださいね！！
最後にご主人おすすめのパンと鰹節のコラボパンレシピのご紹介。
パンの上にマヨネーズをしぼって、ふわふわの花鰹をたっぷりのせる。
「鰹節のうまみと、マヨの酸味がおいしいんですよ～。」
と教えてくださいました。
「お、いいね！」
と思われた方は、是非お試しください
今日もご訪問ありがとうございました。
