車である。まだ買っていない。
冬にしては気温は高め、小雨模様だが20キロLSDを決行。
しばらく練習不足が続いていたので不安だったが、快調だ。
だった。15キロ辺りまでは。
明らかな練習不足によるスタミナの欠如。
しかし練習しないとそれは解決されない。
そんなニワトリ卵な理論がぐるぐる脳裏を駆け回り、
いつも走り慣れている川辺りがどの辺りなのかも
少々怪しくなる位疲労が来た頃、エンドルフィンだかが
分泌されたのか救われ、やや元気を取り戻し帰宅する。
てかタクシーにでも乗らない限り物理的に帰宅できないと
いう事もあり、トレッドミルと違って外ランはメリットが多いと
納得。
また練習会の集合場所にしている緑地公園にある
大規模な展示場でM自動車の中古車市が開かれており
ついでに車を物色。
しかし全身明らかにランニング中のウェアの為冷やかしと
思われたのか、或いは隠し難い貧乏オーラが放たれているのか、
どの出展業者も話しかけてくれない。
つきまとわれるのも嫌だが、年末に車が壊れてしまい本気で
購入を検討しているのに無視され寂しい思いをする。
帰ろうかなと思った所に漫才師の様な雰囲気の初老の男性が
「ラウムどうですか?」とラウムを見ていた男性に話しかけ、
「大根じゃあるまいし!」と私が大いにウケたのをきっかけに
試乗車として使用していた美しい車について購入を検討。
この男性はN自動車社長という名刺をくれ、
一応お客扱いを受けた私はその点は満足であったが、
大きな謎も残った。
☆運転席側の窓がないことを自慢
(そんな筈はないので違うことを言っているのだろうが、
入れ歯が合っていないのか、そう聞こえる)
☆運転席の足元に置く泥除けのマットがないことを自慢
(上記に同じ)
本当はオンボロ車を快く整備してくれていたI自動車で購入を
決めており、文字通り冷やかしだったのだが、面白かった。