「今日は二人だけみたいですね」
第一回で初対面だった石川遼似君と私を見て
「いや今日は中止のお知らせだけに来ました~」と
主催のYコーチはにこやかに告げた。
何しろ前日までの降水確率は100%。
「でも、ほら、海の方は青空が…」なんて話している内に
何故か六人程度集まって来てしまう。
なし崩し的に練習会始まり始まり~
走り始め並んでいた男性に
「来週知り合いの何人かはホノルルマラソンに…
こっちは寒空のもと強風に吹きっさらしで…」
と話しかける。
別に羨ましくはない。
腹立たしいだけだ。(嘘。みんな、楽しんで来てね!)
先週は夕方4時開始、折り返して集合場所に戻ったのは
丁度日没の少し後、その頃は雨も降り出していた。
その日は荒天だったので中止だと思った田上氏は、
(仮名・山手の田上町から来られた。
平地には見られなかった雪がこんもりと車上に積もっていた)
日曜の夕方たまたま川に架かる橋の上を車で通ったそうである。
すると暗闇の川べりを走る集団が見え、「信じられない」と
我が目を疑ったそうだ。
それで今朝は荒天だけど来て見たとか。
私は大いにウケた。次の二点に、である。
①同じ会の会員の人に「信じられない」と思われるって何…!
②そう思った本人が「ひどい天気だな」と思いつつ参加しにやって来る。
まあ、本番の万葉マラソンが3月初旬、海沿いのコースということで
どんな天候もありなので、荒天に慣れる練習も大事である。
てゆうか本会の3分の1程がランニング馬鹿であると判明した。
勿論、褒め言葉である。