第一回にふさわしく空は青く晴れ渡り…ではなく、
残念ながら曇天。
しかしランナーには日射に悩まされることなく走れ、
弱い風もあり、六月の気候としては最良の部類だ。
名古屋駅でバスから降りたはいいが、名城公園の
所在地がわからない。警備員に訊ねると
「南へ進んでドーンと突き当たったら岐阜の方へ」
と言われてしまい、絶句。
仕方なく勘を頼りに歩き始めると間もなく名古屋城の雄姿が。
そこまでは順調だったのだが、迷ってしまい、スタート直前に
やっとランナー達を発見。
マウイマラソン以来再会のROCK1氏と蟹食べ放題以来の
ROCK2氏の、ロック・ブラザーズ。
偶々お二人共苗字の一文字目が同じなのだ。
だがマウイでは両氏共名古屋から来たからと
「名古屋ブラザーズ」と大変イケてない
名前で呼ばれてたな。
しかし両氏はマウイで初対面で知り合い、ラン友となったのだから
ご同慶の至りである。
名城公園は木陰も多く敷地も広大でランニングにはもってこいだが、
家族連れも多く、その合い間を縫って走るのは中々大変そうだ。
コースは周回で手首の輪ゴムを一周毎に外していく。
このシステムが分かりづらく、1氏は一周余計に走ってしまった。
打ち上げの居酒屋でうなだれていた1氏に
「ゴールドコーストマラソンの練習で出場したのだから、
本番で頑張ればいいじゃない」
と一生懸命なだめる。
両氏は来月、ゴールドコーストマラソンに出走するのであるが、
さすがに応援には行けない。
「今までのマラソン大会で一番疲れた」
これが、私の感想である。
応援だからと気楽に足元はストッキングにサンダルだったのだが、
名城公園を捜して一時間ぐらい迷ったので、足がぱんぱんに
なってしまった。
電車待ちの時間を利用して駅ビルの地下で足マッサージをしてもらう。
出走もしていないのに…