ライブのチケット代も日本が安い⁉ | 福岡粕屋のお金とココロのゆとり100倍計画

福岡粕屋のお金とココロのゆとり100倍計画

保険・投資・貯蓄・年金・ローンなど
「どこから手をつければよいか」を単純明快に解説します
福岡市の隣町である粕屋町在住のお金の専門家です。

先日、BTSのメンバーSUGAのソロコンサートに行ってきました。
日本ではなく、シンガポールとソウルです(日本は落選)。

コンサートのチケット代でさえ
日本は安くなっていると言われていますが、
今回のSUGAのチケット代は次の通りです(手数料を除く)。

・シンガポール
 最初の購入時(2023年4月3日)
 198シンガポールドル=20,401円

・シンガポール
 コンサート1週間前のリセール時(2023年6月9日)
 288シンガポールドル=30,878円

・ソウル
 購入時(2023年5月8日)
 165,000ウォン=17,319円

参考までに
・日本
 ファンクラブ先行販売時(2023年4月)
 15,400円
 一般
 16,500円
でした。

シンガポールのリセール分は、
席の場所によって価格が異なっていたかもしれません。
4月に購入したシンガポール、5月に購入したソウルに比べて
良席でしたので、価格が高かったかもしれませんが、
円安の影響、日本の方がお手頃価格というのを
実感することになってしまいました。

ちなみに、購入時のレートではありませんが
・インドネシア
3,100,000~1,350,000ルピア=28,742円~12,516円

・タイ
5,800~2,500バーツ=23,275円~10,032円

です。
ここまで紹介したのは、どれも一般席です。

公式HPではありませんが、
アメリカのチケッティングを経験された方によると
NYで366ドル~575ドル
と投稿されていました。

同じSUGAのコンサートです。曲も演出も演奏時間もほぼ同じです。

VIP席になると定価でも倍、もしくはそれ以上になります。
転売OKの国では、桁が違う価格で売り出されていました。

今回の日本のコンサートは
日本人がほとんどだったと聞いていますが、
近い将来、
「日本の方がチケット代も安いらしいよ」
と世界中のファンが日本のコンサートに集まるかもしれません。

シンガポールで5~6年働いている友人に教えてもらいましたが、
多国籍国家のシンガポールでは
世界中のエンターテイメント会社が
シンガポールで早めに発売、公開し、
シンガポールの反応を参考に
世界への展開を考えていることも多いそうです。

6月、既に「推しの子」が大流行していましたし、
「鬼滅の刃」の最終回の放送も、日本と1日しか変わりませんでした。

シンガポールだけではなく、
インドネシア、タイなどの東南アジア市場に
世界のエンターテイメント産業が力を入れているようです。

日本の売り上げが多いと言われてきましたが
それは、あくまで過去の話。
海外のアーティストの来日公演が
今のように続くか心配になってきました。

Bruno Marsが東京ドーム5Daysなんて夢のまた夢になるのかもしれません。

SUGAのライブに来ていたグローバルファンたち。
シンガポールでもソウルでも
日本以外のファンは20代が一番多かったように思います。
単純に国ごとのファン層の違いはあるでしょうが、
私たち40代が20年以上前の学生時代に
アルバイト代を貯めて物価の安い国へ旅行に行っていたことを思い返すと、
今の日本の学生さんは
私たちのような経験ができる人は限られているのかもしれませんね。