おはようございます。
群馬のFP、牛込です。
「子どもの教育費やクルマのために、
先取り貯金をしているのに、なぜか貯金が増えない」
家計相談でも、こういうお話はよくあります。
毎月、給料が入ったら先に貯金している。
最初はちゃんと別にしている。
でも、たまに来る大きめの支出があると、
「結局、貯金を崩してしまった」
となってしまう。
これ、意志が弱いからではないと思います。
■ 原因は、毎月の生活費ではないことも多い
貯金が崩れる原因というと、
食費や日用品、外食費などをイメージする方が多いかもしれません。
もちろん、毎月の生活費が多すぎる場合もあります。
でも実際には、
「たまにある少し大きな支出」
が原因になっていることも多いです。
たとえば、
・車検
・家電の買い替え
・子どもの集金
・塾の講習費
・部活道具
・帰省費
・冠婚葬祭
・固定資産税
・自動車税
こういう支出です。
毎月ではないけれど、
たまに来る、ちょっと大きな支出。
これを「特別費」といいます。
この準備ができていないと、
支払いのたびに貯金を崩すことになりやすいです。
■ 先取り貯金だけだと崩れやすい
先取り貯金は、とても良い方法です。
ただし、
先取り貯金だけで家計を管理しようとすると、
特別費が来たときに崩れやすくなります。
なぜなら、
「貯めるお金」と
「あとで使う予定のお金」が
同じ場所に入ってしまうからです。
本当は将来のために残しておきたい貯金なのに、
車検や家電、子どもの費用で使ってしまう。
すると、
「また貯金が減った」
「貯めても意味がない」
「うちは貯金できない」
と感じやすくなります。
でも、これは貯金ができないのではなく、
準備する場所が足りないだけかもしれません。
■ 大きな支出は、毎月少しずつ準備する
たまにある大きな支出は、
発生した月の生活費だけで払うのは大変です。
車検や家電、塾の夏期講習などを
その月の収入だけで払おうとすると、
家計が一気に苦しくなります。
だから、あらかじめ「特別費」として、
毎月少しずつ分けておくことが大切です。
または、ボーナスの一部を分けておくのも良いと思います。
たとえば、
毎月2万円 × 12か月 = 24万円
ボーナスごとに20万円 × 2回 = 40万円
合計で、年間64万円。
こうしておくと、
大きな支出が来ても、
貯金を崩さずに対応しやすくなります。
■ 貯金が崩れる人ほど、特別費を見直す
節約しているのに貯まらない。
先取り貯金しているのに、結局崩れてしまう。
そんなときは、
食費をさらに削る前に、
「毎月ではない支出をどう払っているか」
を見直してみてください。
ここが整うと、
貯金はかなり守りやすくなります。
貯金は、気合いで守るものではなく、
崩れにくい仕組みで守るもの。
まずは、
月1万円や、ボーナス時に10万円など、
できる範囲から始めてみるのがおすすめです。
少しずつでも準備できるようになると、
大きな支出が来たときの安心感が変わります。
牛込伸幸