おはようございます。
群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。
今日も自分のできることを
たんたんとやっていきたいと思います。
「毎月、家計簿をつけています。
でも、赤字が全然なくなりません」
こんなご相談を
いただくことがあります。
拝見すると、
パソコンやスマホのアプリで
きっちり家計簿がついてます。
まず、家計簿をつけていること。
とてもすばらしいと思います。
なかなかできないことです。
それだけに結果が出ないと
悩んじゃいますよね。
でも、大丈夫です。
今回は、こんな方が陥りやすい
落とし穴、そして解決策についてお話します。
ここを理解すると、家計簿を活用して
家計を黒字化することが
できるようになりますよ^^
もちろん、家計簿が苦手な方にも
お役に立つ内容です。
やってみようかなと
思えるようになります^^
●家計簿で赤字を確認しても意味がない
家計簿をつけていても
赤字が解消しない場合、
原因は評論家さんに
なってしまっていることです。
「うちは食費が多いのよね~」
「パパが変なもの買ってくるから~」
と原因はわかっていても、
次のアクションがないんです。
家計簿をつけ始めて、
原因がわかったときは
ハッとすると思います。
でも、しばらくやっていると、
ただ赤字を確認するだけに
なってしまいがちです。
まるで、よそのお宅の家計を見て
家計診断をする評論家さんみたい。
・・・
解決するには、具体的な一歩を
踏み出すことが必要です。
ぼくは月末に集計しないと
黒字か赤字かわからないような
家計簿は意味がないと思っています。
お財布のお金が少なくなったら
ATMで補充する。
そして、月末に家計簿をつけて
初めて今月は赤字だったと気づく。
支出の記録がちゃんとできていれば
いいのですが、
記録漏れがあると
通帳の残高と全然合わなくなる。
これでは赤字かどうかも
わかりません。
・・・
そこで、ぼくがおすすめ
している方法は、
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毎月の予算を決めて、その残高を
確認しながらやりくりする。
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これがシンプルでうまくいきます。
月の中旬に予算の半分残っていれば
今月は順調だな…とわかります。
月末に残高が少なければ、
これは急ぎじゃないから
来月にしようと計画できます。
そして、月末にお財布にお金があれば
今月はやりくりできたということ。
小学生の頃の
おこづかいの感覚です。
でも、なぜか大人になると、
車検用の貯金を使っちゃえ、
カードのボーナス払いを
使っちゃえとなってしまうわけです。
・ある分で暮らす
・あれば買う、なければ買わない
・あったらいいなは、なくても平気
がおすすめです。
・・・
予算づくりの一例をあげると、
1か月の食費の場合、
お米、みそ、調味料など
長期で使うものに1万円。
日頃の食費は1週間1万円として、
5週間で5万円。
合計で1か月の食費の
予算6万円とします。
(金額はあくまで例です)
・・・
そして、1週間のはじめに、
お財布に1万円入れて、
今週はこれでやりくりするぞ!
という感じ。
お米、みそ、調味料などは
別枠の1か月1万円の予算で
やりくりします。
(ぼくはこれを月いちの
まとめ買いでやってます)
1か月5週間としているのは、
予備費的な意味です。
・・・
今回は、家計簿は赤字を確認する
だけでは意味がない
というお話でした。
予算を決めて、そのなかで
やりくりできれば家計簿は必要ありません。
(月の始めに予算を割り振って、
月末にいくら残ったか?記録する)
でも、これに家計簿が加われば
何にいくら使っているか?把握して
今後の方針を考えられます。
ぼくの家計講座では
シンプルな家計簿を使って
こんなお話をしています。
メルマガ(無料)ではこんなお話をしています
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=EvpylTAoA
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牛込伸幸(うしごめ のぶゆき)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP
http://fpushi.jimdo.com/
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