おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。
今日も自分のできることをたんたんとやっていきたいと思います。
今回は、これから社会人になって、一人暮らしを始める人に向けた記事です。
一人暮らしって、
家賃はいくらにしようか。
どのエリアに住もうか。
少しワクワクしますよね。
でも、物件を探し始める前に
必ず知っておいてほしいことがあります。
それは――
「手取りがいくらか」を把握することです。
求人票に例えば20万円と書いてあっても、そのままの金額を受け取れるわけではありません。
●額面と手取りは別ものです
求人票や内定時にもらった資料に書いてあるお給料は、たいてい「額面(がくめん)」と呼ばれる金額です。
でも、実際にあなたの銀行口座に振り込まれるのは、
そこからいろいろ差し引かれたあとの「手取り」です。
目安としては、
手取り=額面の約8割前後
と思っておくとOKです。こんなイメージ↓
もちろん細かいことまで覚える必要はありませんよ。
「なるほど~こんな仕組なんだ」と一度知っておくだけでOKです。
では、見ていきましょう!
●手取りって、どうやって決まるの?
お給料から差し引かれるのは、大きく分けてこの2つ。
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税金
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社会保険料
これを引いた残りが「手取り」です。
では、税金と社会保険料の内容を見ていきましょう。
●税金について(ざっくりでOK)
【 所得税】
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国に払う税金
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稼いだ金額が多いほど税率が上がる(課税所得※の5~45%。これを「累進課税」といいます)
ただし、新社会人のお給料だと
そこまで高い税率にはなりません。
※お給料の額面に税率を掛けるわけではありません。長くなるので今回は端折りますね。イメージだけつかんでください。ほかの税金や社会保険料も同じ。
【住民税】
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住んでいる市区町村に払う税金
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基本は
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所得割:前年の所得の10%
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均等割:数千円
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大事なポイント
👉 住民税は「前年の所得」に対してかかります。
そのため、
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新社会人 1年目は、住民税がかからないことが多い
という特徴があります。
※2年目からは引かれるので、そこで「手取りが減った!」と感じる人が多いです。
●社会保険料について(実はここが大きい)
【健康保険】
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病院に行ったときに使う保険
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保険料率は標準報酬月額(賞与額)の 約10%
これは会社と半分ずつ負担(労使折半)なので、
あなたが払うのは 約5%分です。
【厚生年金】
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将来もらう年金
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保険料率は標準報酬月額(賞与額)の 18.3%(全国共通)
これも会社と半分ずつなので、
あなたの負担は 約9%です。
【雇用保険】
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失業したときなどに使う保険
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金額はそこまで大きくありません(労働者の負担は業種によって異なり約0.6%)
【介護保険】
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満40歳からかかります
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新社会人の多くは、まだ対象外です
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保険料率は標準報酬月額(賞与額)の1.6%(全国共通)
あなたの負担は 約0.8%です。
●なぜ「手取り」を最初に知るべきなのか
一人暮らしでは、
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家賃
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食費
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光熱費
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通信費
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日用品
これらすべてを「手取りの中」から払います。
額面だけを見ていると、
「思ったよりお金が残らない…」
となりがちです。
だからこそ、
👉 使えるお金=手取り
👉 まずはその金額を知る
これが、社会人ひとり暮らしの第一歩です。
手取りを知ってから家を探しましょう。
次回は、
「その手取りで、どうやって予算を組めばいいのか?」
を、できるだけシンプルに解説します。
社会人ひとり暮らし②も、ぜひ続けて読んでくださいね。
●個別のご相談・深堀り記事はブログで↓
【ブログ】シンプルに家計を管理する方法
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ファイナンシャル・プランナー(FP)
牛込伸幸
CFP・FP技能士1級
https://fpushi.com/
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