後期高齢者医療制度と高額療養費制度 後期高齢者医療制度については今日で完結編  | 金融商品を販売しないファイナンシャルプランナーの「お金の話」

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後期高齢者医療制度について

 

昨日は中途半端になってしまいましたので

本日、一気に終わらせます。

お付き合いの程よろしくお願いします。

 

後期高齢者医療制度が施行されたのは

平成20年4月ですので

今年で丁度10年目になります。

 

それまでは

老人保健制度というものがあったのですが

この制度はお年寄りと現役世代の方との

費用負担関係が不明確だとか

 

加入する制度や市町村によって

保険料の高低があるとか

そういった問題があり

 

後期高齢者医療制度は

75歳という年齢で線引きして

負担関係の明確化を図ろうという趣旨で

できた制度なのです。

 

実際の事務等の運営主体は

後期高齢者医療広域連合という

なんだか強そう(?)な名前の

広域連合で各都道府県に1つあり

各市町村と連携しながら

事務の処理を行います。

 

後期高齢者の健康保険証ですが

75歳になるちょっと前位に

各市町村より

住民票のあるところに配達されます。

 

時々聞くのは

親御さんは施設に入っているけれども

住民票を変えていなくて

誰も住んでいない実家の方に

新しい保険証が配達されている

といった類の

住民票と現在の所在地との違いによる問題です。

 

身近な人が75歳近くになったら

少し気にかけてあげるのもいいかもしれません。

 

余談ですが

この保険証、受け取る側の反応は様々で

「ついに来た!!後期だって!」 という方もいれば

「保険証、変わったのよ」 位にしか

反応されない方もいらっしゃいます。

 

後期高齢者の皆さん

奥深いです・・。

 

それから高齢化社会で

医療費負担が増えているということを

前回の記事で書きましたが、

医療費には地域差もあります。

 

厚生労働省は地域別に

医療費がいくらかかっているかを

計算して資料として出しているのですが

 

北海道と西日本が高く

東日本の方が低いとか

ちゃんと調べているんですよねー。

 

余談が多くなりましたが

75歳になったら後期高齢者の保険証が

届いているか確認すること

 

それから

引っ越しなどで住所が変わるとか

別の都道府県に引越しするとか

そういった時は必ず

各市町村で手続きを行うことが肝心です。

 

次回からは

高額療養費制度について

もう少し数字を出した記事を書いていく予定です。

 


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