セルフメディケーション税制の前にちょっとだけ所得控除のお話 | 金融商品を販売しないファイナンシャルプランナーの「お金の話」

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所得控除の続きです。

 

12月なので会社勤めの方はちょうど

給与所得の源泉徴収票をもらう時期ですね。

 

もし、それがあればちょっと見ていただくと

より分かりやすいかと思います。

 

源泉徴収票の左端「支払金額」とありますが

これは簡単にいうと年収です。

 

その隣に

「給与所得控除後の金額」

とあります。

 

給与所得控除額は、

給与所得者の年収別の計算式を

使って算出します。

 

使った覚えはなくても

給与所得者の経費というような位置づけで

計算して、出た金額を控除してくれるので、

それが給与所得控除後の金額ということです。

 

給与所得控除後の金額って支払い金額より少ないから、

良く分からないけど、損しているような気がして・・。

という方も実は結構いらっしゃると思います。

 

基礎控除とか

配偶者控除とか

そのほか色々と年収から控除して出た金額

(課税所得金額といいます)に税率を掛けて

所得税を算出しますので

 

控除が多い方が税金は安くなるのです。

 

なお、個人事業主の方は

収入-必要経費-各種控除=課税所得金額

となります。

 

話がかなり脱線しました。

セルフメディケーション税制に戻ります。