すっかり秋めいてきましたね。
もう10月ですので当然と言えば当然ですが、この夏は忙しすぎて、あっという間に過ぎていったというのが実感です。
お一人様の義兄が亡くなり、本当に色々とありました。そう、相続人は夫だけです。
出来事だけでなく、想いも揺れ動きました。まるでジェットコースターにでも乗っているかの如く、アップダウンしました。笑
今までの人生で、こんなに色々と考えさせられたことはありません。人1人が亡くなるのは、本当に大変だなと。
色々勉強もさせてもらいました。
無事に四十九日も終えることが出来たので、これからは、その一つ一つの出来事を思い・想いと共に書いていきたいと思います。
まずは、病気のことから。
1年半ほど前に膀胱癌が判明し、全摘を勧められていたようですが、それは頑なに拒否。1年を経過した当たりでリンパへの転移がみられ、抗癌剤治療から緩和ケアに移りました。
異変自体は病気判明の半年前から感じていたようですが、日頃から病院へはかかっていたので、かかりつけ医に相談。対応もしていたのですが、なかなか改善されず、健診を経て大きな病院で検査し発覚。初動の考えの甘さもあり、結果として命を縮めてしまいました。
癌は治る病気になりましたが、発覚のタイミングや性質、対応で様々ですね。
家族(一応ね)としては色々思いもしましたが、全て本人が決断したこと。未婚で子どももおらず、今まで何を言っても聞く耳を持たなかったこともあり、夫も何も言いませんでした。近くに叔父叔母もいますが、年上の身内に明かすべきか。本家の長男であるため、そこも悩みました。
本人に頼まれておらず、世はコロナ禍。内緒にすることにしましたが、ひょんなことから叔母の知ることとなり、最期の1ヶ月でしたが、気にかけて、よく動いてくださいました。
遠いことを言い訳に動かない(動けない)私達には、心強い存在でありがたかったです。
親戚が遠方にいるため、親戚付き合いの殆どない私にとっては煩わしくなくていいわ!と思っていましたが、近くにいる親戚っていいものだなと改めて思う出来事でした。
最期の会話は亡くなる1週間前。その日は当初、病院に同行しない予定でしたが、夫に付き添いを勧め、私達夫婦、叔母が同席。本当に良かったです。
夫は義兄の看取りに間に合いませんでしたが、叔母2人は立ち会ってくれました。亡くなる2時間前まで自宅で過ごし、自分の思いを貫き通し、一人で旅立たずに済み、本当に本当に良かったです。
その我慢強さは、介護に携わってくださった方、お医者様が驚いておられたほどです。何しろ、亡くなる4時間前に訪問看護師さんを自分で電話をかけて呼んだのですから。
正直、嫌な思いもありましたが、最期の出来事で全てが吹っ飛びました。そして唯一の心残りが、もう少し仲良くなれたのではないかということです。今となってはどうすることも出来ませんが、しっかり供養することが私に唯一できることかなと思っています。
これからの記事が、皆様の相続手続きの一助になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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愛知県豊田市在住
独立系女性FP 小澤智恵でした♪