住宅ローンの金利の選択肢は大きく分けてて3種類あります。
この3種類を組み合わせることも可能です
変動金利
5年間支払い金額は一定ですが、
半年ごとに金利は見直しされています。
6年目には支払い金額の見直しがされ、最大で前回までの支払い金額の1.25倍になります。
もし、1.25倍を上回る金額になると、借入した元本の返済が先送りにされ
利息ばかりをはらっているなんてことも
そうなると、最終的に多額の金額をまとめて返すことになります
しかし、この3種類の中では、おおむね一番低い金利になっています。
固定金利
ある一定期間(1年・2年・3年・5年・10年・20年など色々あります。)は
金利を固定し、その期間は支払い額も一定です。その期間が終わると
変動金利になりますが、申し出をすれば
再度固定期間を設定することができます
期間は短いほど安くなりますが、キャンペーンなどで店頭表示の金利より
低い金利を当初だけ設定されることが多いです。
全期間固定金利
借入している期間全期間の金利が固定されます
支払い額はずっと変わらないので、安心感はあります
家計の予算も立て易いです。
ただし、この3種類の金利の中で一番高くなります
どの金利を選択すれば、いちばん良いかは
それぞれの家庭により異なります
リスクを背負っても、変動金利がよいのか
少々金利が高くても、全期間固定がよいのか
とりあえず、ある一定期間だけ、固定にしておけばよいのか
どれが良くて、どれが悪かったのかということは
35年経って、完済してみないと
あの時、あの金利を選んで良かったなというのは分かりません。
資産運用と同じです。
次回は、どのような方が、どの金利を利用するのに向いているのかを
お伝えしたいと思います。
◇◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◇◇◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◇
愛知県豊田市在住、住宅ローン専門の独立系
女性FP(ファイナンシャルプランナー)&MP(モーゲージプランナー)
FOO 小澤智恵でした。