● 従業員持株会を利用しています。メリットデメリットを教えてください。
こんばんは、木村久美です。おつとめの会社に、持株会があり、なんとなく利用している。
という方より、メリットデメリットが知りたい、とご質問をいただきました。
福利厚生の一環として、導入している会社もあります。
メリットは、おおきく3つあります。
1、奨励金がもらえる
購入する株におうじて、奨励金が支給されるところが、多いです。
たとえば、5%の奨励金がでる会社の場合、
株を30000円買うと、31500円分の株式を受取ることができます。
そう考えると、おトクですよね。^^
2、従業員のモチベーションアップにつながる
会社の業績があがれば、自社株の配当も、あがります。
日々がんばっている成果を、配当として受取れると、モチベーションアップにつながります。^^
3、資産形成が楽チン
お給与や賞与から、自動で差し引かれ、自社株を購入することになります。
なかなかお金が貯められないという場合でも、手間いらずで、楽チンです。
配当が増えることで、資産が増える効果が、期待できます。
一方、デメリットについて、お話しますね。
給与と貯蓄が、比例することへの影響
株価が上昇すれば、さきほどお話したメリットが、享受できます。
では、株価が下がると、どうでしょうか。
持株会で、積み立てている資産も、減ってしまいます。
会社の業績とあなたの資産が、同じ動きをするということです。
今の時代、一流企業であっても、いつどうなるか分からない時代です。
持株会で資産形成をするということは、リスクが高いといえます。
そうならないように、どうしたらいいのでしょうか。
収入を得るところと、資産形成は、別々にかんがえるということです。
それにより、リスクを、抑えられるようになります。
持株会だけでなく、できるだけ多くの会社に投資ができる方法も、検討されるといいですよ。
少額ではじめられ、安心して、併用できるようになりますよ。^^