● バランス型ファンドは長期投資に向いているのか?
こんばんは、木村久美です。バランス型ファンドで運用する人が増えている、というネット記事を見ました。
バランス型ファンドとは、株や債券などが、あらかじめ決められた配分で、販売されている商品のことです。
資産運用のキホンは、分散投資です。
この1本さえ持っておけば、分散投資ができるわけです。楽チンですよね。^^
ただ、わたしは、バランス型が良いよ、という話は、したことがありません。今後も、しないと思います。
一番大きな理由は、比率が、自由に変えられないことです。
金融の世界では、受取りたい時期にあわせて、債券の比率を高めていくことを、推奨しています。
債券は、株に比べ、あまり増えてくれるものではありません。
が、株と逆の値動きをする傾向にあります。
もし、相場がおおきく下落しても、債券が、下げ幅をやわらげてくれる効果が、期待できます。
もし、ずっと株の比率が高いままだと、受け取るときに相場が下落すれば、困ったことになってしまいます。
かといって、はじめから、債券が多い運用を続けても、あまり増えてくれません。
そのため、運用開始時と、受取るときでは、比率をかえていくのが良いといわれているのです。
これが、バランス型ファンドを、オススメしない理由です。
・国内株式
・国内債券
・外国株式
・外国債券
この4本が、分散投資のスタンダードです。
東京、大阪、名古屋、福岡、ほか全国対応です。対面、ZOOMで対応させていただいています。